★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】バイオハザード3

f:id:tsuchinoko118:20111026130812j:image:left:w200予告編を見て「マッドマックス」かと思った筆者であった。

というほど1作目と2作目と趣向の違うというか、続きもののはずなのに、話の整合性のない3作目がバイオハザード3「EXTINCTION」(絶滅)である。

まず驚いたのは、2作目の最後の思わせぶりな前振りと、全く続いていないことである(笑)。2作目の最後、捉えられたアリス(主人公:ミラ・ジョボビッチ)を出迎えに、黒い軍服で登場する4人がいた。ジル・バレンタインシエンナ・ギロリー)と、アンジェラ・アシュフォードと、LJと、カルロス。助けられたわけではない。アリスは超能力まで使えるようになっていて、看守の脳を破壊し鼻血ブーで、自力で脱出したのだ。そして、画面は大きく舞い上がり宇宙へ。地球を映し出し、監視衛星らしきものがクローズアップされ2作目は終わる。

f:id:tsuchinoko118:20111026130809j:image:right:w240その続きとして公開された3作目は、いきなり砂漠で、アリスは一人だ。
ジルもアンジェラも出てこない。わけがわからない。

通常の映画なら「実は・・・」と、そこに至るまでの情景を描くか、説明するかするはずなのに、なんにもない。
途中、LJとカルロスは出てくるが、あの黒い軍服やものものしい車にアリスと共に乗り込んだ話はどうなったのか、まるで説明がなく、とても続編とは思えない(笑)

f:id:tsuchinoko118:20111026130810j:image:left:w240長いものには巻かれろで、2作目の最後は忘れてしまえばいいのだろうが、筆者はそういうことが出来ない性格で、最後の最後まで、いったいどうしてしまったんだ、何があったんだと、気になって仕方がなかった。
終盤にさしかかり、「アリス計画」の科学者と思われる人物が登場し(2作目でも終盤に登場。終盤俳優(笑))、アリス計画について、大して語らずに、T-ウイルスによってアンデッドに変身「タイラント」となって、アリスと戦う。

もちろんアリスは勝つ。

なぞが解決したどころか放置されているためか、まったく楽しめないのが本作の魅力だ(笑)


f:id:tsuchinoko118:20111026130811j:image:right:w240どうやら、2作目と3作目の間は、映画ではなく小説で補完されているらしいのだが、読む気も起こらない。本作は、サスペンス、ミステリー、SFではなく、単なるアクションホラーだから。

そして、もう最終作かと思ったら、なんと、まだ続き「バイオハザード4:アフターライフ」へと続く。しかも、今度は「東京」だ。
もちろん、この3作目とあまりつながりはない。そして驚くことに、アリス計画がなんだかわからないうちに、終わってしまうのだった(笑)