【映画】バイオハザード4 アフターライフ
話がすっかりマンネリ化してきた「バイオハザード」シリーズで、毎回”前作”の前振りはどうした?と連続性がないのが魅力の「バイオハザード」シリーズの4作目。
前作はマッドマックスだったが、今回はマトリックス。スタイリスッシュ風なアクションやCGが多様されている。
うやむやなまま(よくわからないまま)作戦の首謀者が死んでしまい頓挫した「アリス計画(プロジェクト)」も本当の終焉を迎え、なんと、アリス(ミラ・ジョボビッチ)は、T-ウイルスの感染から解放される。
解放されるが、アリスの人間離れした強さと破壊力は健在で、じゃあアリス計画って何だったのか、アリスのスーパーアメリカンヒロインな強靱さは何だったのか、ますますわからなくなり、カオスの領域に突入してしまった。
広告では「今度は東京」と宣伝されているが、東京は最初のちょっとだけで、いきなり、アンブレラ社上級幹部のウェスカーによって、あらかじめ仕掛けられていた特殊爆弾を爆破。一瞬で壊滅。
そのあとは、アラスカ、ロサンゼルス、船の中と「東京」は登場しない。なにが「今度は東京」だ(笑)
サブキャラは、例のアンジェラ、LJやカルロスは登場せず、前作(3)で登場していたクレア軍団を率いるクレア・レッドフィールドが登場。その兄貴クリス・レッドフィールドも登場する。
このクリス・レッドフィールド。演じるはウェントワース・ミラー。
特徴的な直線的顔立ちは、連続TVドラマ「プリズン・ブレイク」でおなじみだ。今作でも、登場した際は収監されており、プリズンブレイク果たす(笑)
最後にちょこっとだけ、あの気合いの入ったコスプレではない格好で、ジルバレンタインが登場し、アリスたちを取り囲むところで作品は終わっており、またも、次作につなげるようなエンディングだ。しかし、本当に次作で、この続きがあると思ってはいけない。なにしろ「バイオハザード」シリーズだから。
総じて、おもしろかったか、と、聞かれると、全然おもしろくなかった(笑)