★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【音楽】(初期の)B'z

f:id:tsuchinoko118:20110706073025j:image:left:w220B'z といえば、ヘビメタアイドル浜田麻里に、TM-NETWORK のサポートメンバーとして一人派手なディストーションギターを奏でていた松本氏が、デビューするという話をきいて、とりあえず聴いてみた「だから、その手を離して」(たぶん、デビュー曲)から。ものすごくダサイ・エレポップだ、というのが、最初の率直な感想であった。

歌詞はベタベタの日本語で、下世話。しかもリズム感が悪い(笑)
ギターは、あいかわらず派手だけども、ヘビメタ色は、なりをひそめ、なんというか、かつれつが悪い(笑)
しかし、バッキング(ほとんどが打ち込み)は、いろいろと仕掛けがしてあり、かなり聴かせてくれる。B'z の おふたり以外のメンバー BUM 。中でも、明石昌男氏のアレンジが、毎回刺激的だ。

稲葉氏、松本氏は、さておき、”明石昌男バンド”のキレ味のよいバックを聴くために、しばらく、つきあっていたら、次第に B'z としても、よい感じに。(個人的には、初期B'z の LADY - GO - ROUND は、最高傑作だと思っている。)

松本氏の「洋楽のパクリ疑惑」も、かなり、笑えたので、”日本語で、あっちのロックが聴ける”(笑)と、気に入っていたりした。

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テクノな歌謡曲+70年代のハードロックのパクりで、マイナー路線をひた走る B'z であったが、今まで出した自前の曲を全編英語でうたうミニアルバム「Wiked Beat」の発売から事態が一変する。

ちょうど、T-スクエアの「Truth」が、あっちゃこっちゃで鳴っていたようなバブリーな時代のことだ。
4曲構成の中の1曲 BAD COMMUNICATION の 英語版が、Truth を押しのけて、やたら、あっちゃこっちゃで鳴るように。

噂では「BAD COMMUNICATION という ディスコ曲を、日本でカバーしている B'zという新人」だということだそうで、とにかく、B'z の 知名度が上がる(笑)

同時に BE THERE、太陽のKOMACHi ANGEL が 大ヒット。
完成度の高い RISKY という4枚目のアルバムを発表。
あとは、誰もが周知の人気者である。

TM-NETWORK が SELF CONTROL まで! と、勝手に決めている つちのこさんはB'z は RISKYまで!と、勝手に決め付けている。

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RISKY の頃から 明石昌男氏のアレンジは、次第に、聞こえなくなり、いわゆる中期B'z では、完全に手をひいてしまい、もはや センスのよいエレポップ色やテクノ色は消え、ただパワフルで、ひたすら、わかりやすい歌謡曲ロックに変わっていった B'z。

たぶん B'z ファンに、怒られるようなことを、考えてしまっていたりする。

いわゆる初期B'zは、テクノ歌謡だと”断定”できると思っているが、今、あらためて聴き直してみると、バブルな歌詞が多い(笑)。俗っぽく下世話で楽観的。刹那的でもある。当時は、ああ、バブルだったんだなぁ、と。

すいませんね。毎回毎回、古い話で(笑)

↑いまの B'z からは想像もできないほどに、テクノ歌謡ですね(笑)