【映画】マトリックス リローデッド

シリーズ第二段。
すっかり救世主が板についたネオとレジスタンスは、あいかわらずコンピューターたちとの戦いを続けている。今回は、次回作＝３作目に、つながる予定で作られているため、「起承転結」は少なく、大きな世界観を示す方に、力が入っている。

ＣＧの使い方も、「ＣＧはこう使うんだー」とばかりに、教本のように、さまざまなアイデアが披露されていて、見た目でも華やかだ。

前作に比べ、コンピューターシステムの概念や用語が、連発。コンピューターが当たり前の米国なら、いざ知らず、日本で、この話が理解できるためには、大量の教本を読まねばならない、と、痛感した。まあ、お話、だから、雰囲気はわかるかな？

つまりネオは、無敵のハッキングプログラム。
エージェントは、セキュリティプログラム。
スミスは、もろ、ウイルス（ワーム）
キーメーカーは、サーチエンジン。彼のつくるキーは、つまり ホームページのリンクだ。

普段は、こういったことは、教本と理論・概念、そして、プログラミングの実行結果として知るのが、まあ、わたしの仕事ではあるが、こうも、具体的にＣＧで表現されると、もう、わくわくするしかなかったですね(^^)

キアヌ・リーブスの無機質な演技が、ネオという役柄にあってるし・・・　キアヌは、以前、ＪＭ（ジョニーニーモニック）という、ウイリアムギブソン作のサイバーパンクものに、出てて、こういう役あうんだよな〜と、思ってましたが、つくずく、青春ものより、こういうの合ってますね。
他に、ネオ役、出来る人、いるんだろうか。

救世主ネオを入手し、自然と盛り上がる人間＝レジスタンスたちではあるが、結局、終盤には、とことん追い詰められ・・・次回作へつづく・・・

さてさて次回最終話は、どう持っていくのか。