★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

あんまりオススメしない映画

【映画】ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド(のリメイク)

13日の金曜日であたりを血まみれにし、ゾンビで人肉食を映像化し、とびちる血しぶき、徹底した人体破壊の「特殊メイク」ばかりして著名なトム・サヴィーニ師匠が自らメガホンをとって撮影したのは、モダン・ゾンビの記念すべき第一作「ナイト・オブ・ザ・リ…

【映画】伝説巨神イデオン劇場版

筆者は基本的にはガンダム世代なので、ガンダムを知ってるのか知らないのかといえば、いわゆるファーストガンダムだけ現役世代なのでたいへんよくご存じである。あまりテレビを見ない幼少期(今もだ)だったが、周辺はガンダム、ガンダム、ガンダム。男の子…

【映画】箪笥

韓国の古典怪談「薔花紅蓮伝」の映画化は6回目だそうで、本来は「仲の良い村長の姉妹が継母の計略で自殺に追い込まれ、幽霊となって家族に復讐する」という内容だそうな。しかし本作「箪笥」は、そんな元々の話しはどうでもよいかのようにキャラクターと設…

【映画】さよならジュピター

「日本沈没」「首都消失」でおなじみの日本の壊滅パニックならこの方、小松左京原作、さらに総監督と現場でも大活躍した、知る人ぞ知る駄作「さよならジュピター」。久しぶりに日本映画チャンネルで放映していたので、HD版で見たのだが、何回見ても駄作で、…

【映画】スターウォーズ シスの復讐

新三部作の最終章は、へっぽこヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダーとなり、パルパティーンが大活躍で銀河皇帝となる傑作。冒頭からフルCG(よくできたアニメ)でスターデストロイヤー似た形の戦艦が火を噴き、旧三部作からするとさほど魅力を感じ…

【映画】スターウォーズ クローンの攻撃

これほど見る気が沸かないスターウォーズもめずらしく、結局劇場公開に合わせて劇場へ足を運んだが、ファントム・メナスのガックリぶりが相当答えているようだった。 通算5作目のパート2:クローンの攻撃は、やや成長したアナキン・スカイウォーカーが主役…

【映画】スターウォーズ ファントム・メナス

SF冒険活劇スターウォーズの3部作を公開し、離婚でしこたま財産をとられたジョージ・ルーカスは、やる気をなくしていたらしく16年近く放置されるが、久方ぶりに「スターウォーズ」の名前を聞いたのは世紀末の頃であった。3部作の前に何があったのかを語る序…

【映画】スターウォーズ ジェダイの帰還

実はパパだったダースベイダー(アナキン・スカイウォーカー)だったが、実は妹だったレイア姫だったりして、だんだんアメコミの様相を呈してきたスターウォーズシリーズの三作目は、すべてを結末にムリヤリひっぱっていく完結編。公開当時は「ジェダイの復…

【映画】スターウォーズ 帝国の逆襲

ある日突然SFブームになった80年代の幕開けに、スターウォーズの2作目(続編)が銀幕にお目見えした。この2作目は、とにかく新キャラクターが多く、舞台も見所も多すぎるくらいてんこ盛りで、宇宙冒険活劇としては大満足なほどだが、その分「明らかに…

【映画】宇宙空母ギャクチカ。

スターウォーズが公開された翌年、その光学合成の腕とモーションコントロールが買われたのかどうかは知らないが、ジョン・ダイクストラとリチャード・エドランドが参加し、壮大なスペースオペラのTVシリーズ「宇宙空母ギャラクチカ」を製作、そのパイロット…

【映画】スター・ウォーズ

ちょうどコカコーラが、なぞのヨーヨー世界チャンピオンをトラックで運送し、日本中に、犬の散歩が席巻した頃、コカコーラの王冠の裏には「シースリーピオ」と描いてあり、なぞの金色の人型ロボットの写真のような色あせた印刷がされていた。 あたかも巨大な…

【映画】2001年宇宙の旅

言わずと知れるスタンリー・キューブリック監督によるSF映画の金字塔。本作をもってして、”天才”の名を欲しいままにしたキューブリック監督であるが、久しぶりに見てみると、なるほど、CG全盛でトランスフォーマーが変形しながら戦う時代においても、ま…

【映画】シャイニング

スティーブン・キング原作でスタンリー・キューブリック監督作品の、たぶんオカルトホラー。コロラドのロッキー山脈山頂にあるオーバールックホテルで冬の間の管理人募集に応募、採用されたジャック・ニコルソンは、ホテルに潜む悪霊たちの導きにより、どん…

【映画】時計じかけのオレンジ

夜な夜な暴力とセックスに明け暮れる不良少年のアレックスは、ある日仲間の”ドルーグ”にハメられ、作家の妻を”トルチョック”したことで警察に逮捕され14年の刑を受ける。模範囚を装い2年ほど経過したとき「ルドヴィコ療法」という暴力が大嫌いになる治療を受…

【映画】愛を読むひと

第二次世界大戦直後のドイツで15歳の少年マイケル(ミヒャエル)は学校帰りに気分が悪くなり嘔吐する。偶然通りかかったハンナという女性に介抱され助けてもらったマイケルは、21歳年上の(36歳の)ハンナと男女肉体関係を持つようになる。ハンナは本を読んで…

【映画】インセプション

そしてクリストファー・ノーラン監督作品続きで「バットマンビギンズ」公開後の作品「インセプション」。 主人公コブは、相手の眠りと同期して夢の中で情報を”盗み出す”産業スパイ。妻であるモル殺害の疑いをかけられ本国に戻れなくなってしまっている。ある…

【映画】インソムニア

そんなわけでクリストファー・ノーラン監督が出たついでで(失礼)「インソムニア」というサスペンスがある。極北に近い白夜の田舎町ナイトミュートで、ケイトという少女が殺される事件が起きた。田舎町の殺人事件ということでロス市警から助っ人として二人…

【映画】ダークナイト(バットマン)

劇場公開当時、超多忙状態で缶詰だったので楽しみにしていながらも結局見ることができなかったので、おくればせながら、DVD発売日に購入し「ダークナイト」を観た。どういうわけかは知らないが、タイトルから「バットマン」という言葉は消え去り、単に「…

【映画】バットマン・ビギンズ

「インソムニア」等のサスペンスものでお馴染みのクリストファー・ノーラン監督が放つ、バットマンの新シリーズ。アメコミ・ヒーロー・アクションものである。出演の俳優の皆様が、とにかく豪華。 主演のバットマン=ブルース・ウェインに、クリスチャン・ベ…

【映画】バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲

3作目「フォーエバー」のウケが良かったためか、よくある3部作ではなく続編ができてしまった。主役のバットマンには、ジョージクルーニー。悪役のMrフリーズにアーノルドシュワルツェネッガー、ポイズンアイビーにはユマサーマンと豪華なキャストが話題と…

【映画】バットマン・フォーエバー

マイケルキートンは降板。イイ男のバルキルマーにバトンタッチのバットマン。監督もティムバートンから、ジョエルシュマッカーに交代。キャストもスタッフも大幅にリニューアルの、バットマン第三作目は、「3部作」の最終章のようなタイトル「フォーエバー…

【映画】バットマン・リターンズ

1作目のヒットを受けて、満を期しての2作目が本作である。1作目から引き続き、マイケルキートン”バットマン”と、監督ティムバートン。往年の名優クリストファー・ウォーケンも出演。見ごたえ十分だ。しかしながら、2作目は、バットマンというよりは、た…

【映画】バットマン

バットマンに、マイケルキートン。悪役ジョーカーにジャックンコルソン。監督にティムバートンの実写化アメコミである。架空の街ゴッサムシティで、コウモリの装束をしたバットマンと、街の平和を乱す悪人との戦いを描く。シリーズ化され、すっかり、おなじ…

【映画】ホースメン

妻をなくし二人の息子との確執に悩まされていた刑事ブレスリンは、「抜き取られた血まみれの歯」「COME AND SEEの落書き」「死体なし」の怪奇な事件の捜査に加わることになった。 しばらくして拷問台に宙づりにされた中年女性の死体と「COME AND SEEの落書き…

【映画】その土曜日、7時58分

アンディとハンクの兄弟は、とにかく金に困っていた。兄のアンディは、勤務する会社の金を横領しており、近く監査があるため、何とかして埋め合わせなくてならず、弟のハンクは離婚した妻に子供の養育費を払わねばならない。 金の工面に行き詰まった兄アンデ…

【映画】レポゼッション・メン

近未来。人工臓器で「健康」を手に入れることが出来る時代。人々は高金利のローンで、体内に人工臓器を取り付け、「病気」をローンで治し「健康」をローンで買い取る時代。ローンが払えなくなると、人工臓器を差し押さえられてしまう時代。 人工臓器を差し押…

【映画】わたしを離さないで

西暦20XX年。人類は、ついにクローン人間を製造し、成長させることに成功した。クローン人間は、オリジナルの人間と全く同じ。唯一違うところは、寿命がせいぜい長くて30年ほどということだけだ。人類は、自らの健康のため、病の療養のため、いのちを…

【映画】ミラーズ

ついうっかり同僚を射殺してしまい、酒に溺れるようになってしまった元・敏腕刑事のキーファー・サザーランドは、社会復帰の第一歩としてメイフラワーデパートの焼け跡の夜警の仕事に就いた。 メイフラワーデパートは5年前に大火災があり、保全命令のため、…

【映画】レザボア・ドッグス

クェンティン・タランティーノ監督の(たぶん)メジャーデビュー作品。タイトルのレザボア・ドッグスは直訳すると「掃きだめの犬」だが、邦題風にいうなら「チンピラ」とか、そんなニュアンスかも知れない(たぶん)超低予算作品で、全編ほとんどが、ひとつ…

【映画】X-MEN ファースト・ジェネレーション

シリーズ五作目は、時代をさかのぼって、若いチャールズ・エグゼビアと若いエリック・レーンシャーが出会い、分かれるところを描く、いわゆるゼロものであった。X-MEN:ZERO ウルヴァリン同様「ミュータント」であるが故の重苦しい悩みや苦労を描くのかと思い…