★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【PC】ちびファイ PLANEX MZK-RP150N

f:id:tsuchinoko118:20120408092207j:image:left:w240筆者は LAN と言えば BUFFALO ではなく、ほとんどの場合に PCi PLANEX プラネットコミュニケーションズだ。PLANEX は老舗の LAN関係の製品の専門メーカー。

無線LANでは、すっかり BUFFALO の Air Station が有名どころになり、BUFFALO 社が メルコだったころ(その名のとおり、名古屋だったころ)、同じ経度でもう少し北の 金沢 IO-DATA と、ドンパチを繰り広げていた頃のような、あやしさはなくなってしまい、「無線といえばバッファロー」という感じだが、PCIは、そういうメディア商戦というかイメージ戦略とかよりも、製品で勝負してくる。派手な宣伝がない代わりに、非常に特徴的な変わった製品を投入してくるのだ。

そのひとつが「ちびファイ」。

もともとPCIは「無線LAN」では、コンパクトさ、モバイルユースに異常に傾いていた。

BUFFALO が 巨大な Air Station を ドンと置け、と出すと

PCI は、コンパクトデジカメを二回りほど小さくしたような ルーター/モデム/アクセスポイントを出してくる。

BUFFALO が 旧製品の何倍!みたいな洗剤のようなコマーシャルをしているころ、300Mbps と思いっきり数字を出してくる。

f:id:tsuchinoko118:20120408092209j:image:right:w200そのPCIが、ルーター/モデム/アクセスポイントで、今、出しているのが「ちびファイ」。正式名称というか型番は MZK-RP150N。

マッチ箱より小さい。

価格もどうしてこんなに安いのかと思うほどに安い。

筆者は、妙なノートパソコン ThinkPad X220Tablet を愛用しているが、これがその後大活躍で、どこに出かけるにも持ち歩くようになってしまっている。小型で持ち運びやすいこともあり、性能もそこそこ高いので、ソフトの(本格的な開発までは苦しいが)出先での仕様変更や修正などに、
そして、移動オフィスとして活躍する。

ただ、出先にインターネット/LANは、最近のことなので、どこでもあるのだが接続できるハブまでの距離が遠いことが結構ある。

仕方がないので、近くの、パソコンから LANを拝借して・・・とやったりするのだが、なかなか厄介。分岐すればいいので、と、ハブを持ち歩いてもみたが、やはり大きくけっこう重い(とくに電源が)ので、モバイルには苦しかったりしていた。

かといって、10mのLAnケーブルを持ち歩くと、もっと重い。

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そこで、役に立つのが、この「ちびファイ」だ。

ハブに差し込めば、もう、無線LAN環境のできあがり。

筆者の愛機 X220t に。 iPhone に。 ONDA VX610W に。 無線LANが届く。

つなぐための小道具として、USB-電源変換(iPhoneの充電もできる4個口のもの)と、2.7m の巻き取りLANケーブル。給電用に 巻き取りの micor USB で、ちびファイ。

もともと USBタップ+巻き取りLAN+巻き取りUSB は 持ち歩きセットだったので、マッチ箱より小さい「ちびファイ」が増えるだけだ。


もちろん、出張なので、最近は結構整備されている 壁LAN につないでもOK。これもたぶん、どこでも大活躍しそうだ。