★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【PC】Adobe CSをお安く買う方法(体験編)

f:id:tsuchinoko118:20110928174206j:image:left:w220先日、「【PC】Adobe CSをお安く買う方法」で、高額ソフトだけれども仕事には必須のAdobeソフトを、「Adobe指定校=PCスクールに入学し、学生と認定されることで、アカデミック版を正規入手」することで、70%以上安く買える方法を紹介した。

さっそく ISAパソコンスクール キャンペーンページ から申し込みをした後、アカデミック版が届くまでを体験編として記すことにする。

まず買い物かごと同じノリで購入(筆者の場合 Adobe CS5.5 Design Standardを購入)する。すると、すぐに「受講契約書」という PDFファイルがメールで届いた。あくまでも「受講」だ。記入し FAXする。そして代金を振込む。受講契約書によると、筆者が申し込んだのは「イラストレーター講座」であって、CS5.5 Design Standard ではない。ソフトは「講座」と同時に申し込んだオプションのような扱いである。

契約書の送付と振込が済むと、すぐに入金確認や今後の流れなどの案内がメールで届く。このあたり一部のネット通販業者よりも対応が素早く、始終安心していられた。
メール以外にも、メール便で受講案内などが届く。大変きめこまやかで快く思えた。

受講開始は入金日より1週間後とのこと。案内は2日ほどでメールが届く。先手、先手で案内が届くので安心だ。

f:id:tsuchinoko118:20110927132957j:image:left:w220申し込んでみてから、ようやくわかったのだが(笑)実際の受講内容=イラストレーター講座は、指定のサイトでビデオ講習という形で提供される。いつ観てもいいし、何度観てもいい。自由に時間のとれる時に、You tube を観るようなノリで講習を受けるという形式だ。
筆者の場合、基本的なスキルはあるのと、今回はソフト目当てだったので、まったく受講する気がなかったのだが(笑)ちょっと観てみると、なかなか良い(笑)
テキストもありますので、どうぞお買い求め下さいというメールも届いたので、興味半分で覗いてみると、サンプル(立ち読み)が公開されていて、ちらりと読んでみると、これが、なかなか良い(笑)
非常にわかりやすく実践的だ。
実際にチラシを作ってみましょうというコーナーなんかは参考になった(笑)
普段使わない機能や、CS3以降の新機能なども、網羅していて「ひょっとして、ちゃんと受講しても良かったかも知れない」とも思うぐらいに内容が良い(笑)

たぶん、イラストレーターが本当に初めての人なんかは、ISAパソコンスクールの講座をちゃんと受講すると、とりあえずは、さくさくお絵かきできたり、チラシを作れたりするのではないだろうか。
それくらい内容がいいのだった。

さて、その頃になると「学生証」ならぬ「在学証明書」がメール便で届く。○月○日〜うちの生徒ですよ、という証明書だ。

Adobe の指定校向けアカデミック版には、この在学証明書(または学生証)が必要で、審査=調べてちゃんと確認しているようだ。証明書がなければ審査は通らず、偽造したような証明書ではやはり審査は通らない。アカデミック版を使う資格がないと判断され、ライセンス認証に必要なシリアル番号は発行されない。つまりせっかく購入したソフトが使えないということになってしまう。
重要なのは実際に「在学」し「証明」できること。

ここが ISAパソコンスクールで受講する最大のメリット=必要ということになる。


f:id:tsuchinoko118:20110927113126j:image:left:w180さて、しばらくすると(2週間〜3週間程度でとアナウンスされていたが筆者の手元に届いたのは1週間ほど)ソフト= Adobe CS5.5 Design Standard 指定校ライセンス版が届く。
パッケージを開けると、通常のAdobeソフトと異なり シリアル番号は入っていない。







代わりに 黄色い紙にクーポン番号が記載されたものが入っている。

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そこでAdobe のアカデミック版のシリアル番号申請ページにアクセス。
さきほどの「在学証明書」とクーポン番号を準備して、申請する。

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2〜3日(とアナウンスされていたが翌日に)で審査が完了して、シリアル番号がメールで届く。

このシリアル番号で、ソフト= Adobe CS5.5 Design Standard のライセンス認証をちまちまと行っていけば完了。


普通に購入するより手間はかかるが、その手間の分以上に、高額ソフトがお安く入手できる。
もちろんアカデミック版と言えど、次回のバージョンアップ時には、普通にアップグレードが可能。製品も、アカデミック版と製品版に内容の差はない。単に「学生」「教職員」向けで、審査があるというだけだ。

最初、この話を知ったとき、筆者は「とてつもなく、あやしい」と思ったが、実際に申し込んでみると「なるほどねぇ。こんな方法があったとは」と感心しきりである。

もちろん、なんとなく反則すれすれの気もするので、いつ、この方法が出来なくなるかはわからない。
このまま、ずっと、この方法がまかり通るのか。あるいは、ある日突然 Adobe が、この方法は禁止するのか。
わからないが、今は、ともかく、この方法がOKなのである。
ただし、たしかに少々あやしいので「お早めに」とは思うのであった(笑)。

Adobeのメールにも

「【アカデミック版ご利用のお客様へ重要なお知らせ】
2011年6月1日より、アカデミック対象機関の基準変更により、
企業系スクールにつきましては、アカデミック対象外となりました。
そのため、受講形態によっては、これまでとは異なり「学生・教職員個人版」製品が
対象外となることもございますので、ご注意くださいますようお願い致します。」

と案内されていた。今回、筆者は対象になったが、いつ、こういうことが出来なくなるかもわからないのであった(笑)


さて、単に安く買うことだけを念頭に実際に購入してみたが、ISAパソコンスクールの講習が、実は大変良質のものであったのは、予期せぬ出来事であった。

一度時間をじっくりとって、きちんとフルコース受講してみたいと考えてたりもする。
(でも学校本体は金沢にはないみたいなので、通信講座になってしまうが)。

なぜなら筆者は独学でイラストレーターを触ってきたので、基本も知らなければ応用もわからない。すべてが我流なのだ。
イラストを描いたりは、めったにしないが、企画書や提案書、仕様書を書くにあたって、自分でわかってる範囲でのみ使っている。つまり、使いこなせていないのだ。
筆者にとっては、この期に、本気で学んでみたいと思ったことも、また、ソフトを安く買う並に、予期せぬ「うまい話」だったりするのだ。