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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】THE APPARITIONアパリション -悪霊-

あんまりオススメしない映画

半年ぶりのご無沙汰でした。なかなか多忙で書き込めず、ずいぶんと時が過ぎてしまった。またぼちぼちと、あいかわらずの内容を書いていこうと思います。
さて復活第一報は、久しぶりの正当派オカルト映画「アパリション-悪霊-」。

1973年。オカルト大好きな方々が念を送って霊との接触を試みた。それはチャールズ・エクスペリメント実験として記録されている。そして現代。3人の大学生らが死んだ友人の霊に接触しようとチャールズ実験を模倣した実験を行った。現代風に様々な電子機器を用いて、思念のエネルギーを増幅。突然起こるポルターガイスト現象。1名は壁の中に引きずり込まれ行方不明となった。

その数年後。実験に参加した青年ベンは、オカルトとは縁を切り、新しい彼女ケリーと新居で同棲を始める。幸せそうな二人だったが、引っ越ししてきた新居では、買ってきたサボテンは枯れ、床は腐ってカビだらけ、飼い犬は死に、勝手に扉が開いたりと、とんだ欠陥住宅・・・ならぬポルターガイスト現象が多発。ついには幽体離脱を体験したり、シーツに巻かれ窒息死しそうになったりと、エスカレート。

ベンは過去に行った実験と何か関係があるのではないかと考え、同じく実験に参加していたパトリックを訪ねる。

パトリックは、あの後、呼び出してしまった霊を戻そうと、再び実験を行い、さらに状態を悪化させてしまったことを告白する。最初の実験で、あの世と、この世をつなぐ道を開き、2回目の実験でさらに、こじ開けてしまい、事態を悪化させてしまったのだという。

そして呼び出してしまった霊は、迷っている霊、死んだ霊などではなく、太古の昔より存在する名も知れぬ悪霊で、この世=人間世界に居座り、人類を我が物とすることを決めたという。

もはや意味不明だが、パトリックは、実験ビデオを逆再生しエネルギーを増幅すれば、元に戻せると支離滅裂の科学を語り、一同はそれを実行することに。
あやしげな機械を家中に配置して、スイッチオン。
事態は解決したかに見えた。

しかしパトリックは、どこかに連れ去られてしまった。
必死で逃げるケリーとベン。ベンは、壁に吸い込まれ、溶けてしまった。
ケリーは最後まで諦めまいと抗っていたが、ついには諦め、悪霊に身を委ねる。

悪霊は、ケリーを使って、送電線をたどり、次々と人間を我が物にする。人類滅亡の序曲が始まった。(THE END)

と。理屈はともかく、実験でついうっかり呼び出してしまった霊に襲われるという、サム・ライミ死霊のはらわたを彷彿させるストーリーでありながらも、スプラッターなどには頼らない正当派オカルトホラーだ。最後の「人類滅亡への序曲」も世紀末を思い起こさせる、ある意味真っ当なエンディングで、結局は彼らは負けてしまうところ(バッドエンド)も好感が持てる。

すべての元凶は、この男。パトリック。

実験で霊を呼び出し、さらに実験で事態を悪化させ、最後にどうしようもない状態まで事態を陥れる。演じるはトム・フェルトン。ハリーポッターシリーズに出演後、猿の惑星ジェネシスで霊長類保護施設で猿をいじめる悪いやつを演じている期待の悪役である。

この男の失態を無視すれば、その雰囲気作りといい音楽といい、何度も楽しめる癒やし系として筆者は評価が高い。