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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】ミラーズ

あんまりオススメしない映画

f:id:tsuchinoko118:20120601144657j:image:left:w240ついうっかり同僚を射殺してしまい、酒に溺れるようになってしまった元・敏腕刑事のキーファー・サザーランドは、社会復帰の第一歩としてメイフラワーデパートの焼け跡の夜警の仕事に就いた。
メイフラワーデパートは5年前に大火災があり、保全命令のため、そのままの状態であった。
そこには、巨大な鏡があり、キーファー・サザーランドが鏡に写る自分の姿を見ていると、突然炎につつまれ焼き死にそうになる。幻覚か。デパート内には、うめき声のような声がして、鏡に焼けただれた女性が写り、と、理解不能な事象が次々と起こる。

ある日、サザーランドのもとに当時の火災の新聞記事が送られてくる。送り主は、サザーランドの前任者で、駅で変死体で発見されたルイスであった。元・刑事のサザーランドは、ルイスの死体を調べる。鏡の破片で喉を切り裂いていた。

そんなとき、サザーランドの妹がバスタブで、あごを引き裂いたような惨い死体として発見される。悲しみに暮れるサザーランドだったが、「鏡が殺したに違いない」と調査をはじめた。そこには、理不尽きわまりない悪霊の陰が見え隠れしていた。


・・・と、悪霊に取り憑かれたデパートのオカルトホラーである。途中まで。静と動の極端な演出に、猟奇的な殺人シーン(人体破壊シーン)。どこかで観たことのあるような作風だが、ずいぶんとオカルトホラーしていて、良質のホラー映画だ。途中まで。

f:id:tsuchinoko118:20120601144656j:image:right:w220ホテルの悪霊の正体がわかったころから、オカルトホラーだったはずの本作は、突然、13日の金曜日のようなアクションホラーに豹変する。おそらくは、あれが悪霊本体なのだろうけれども、飛び跳ねるばあさん、には、度肝を抜かれる(笑)なぜ、悪霊を悪霊のまま描かなかったのかは疑問だが、ともかく、鏡の中の霊が、飛び跳ねるばあさんとして、表に出てきてからは、なにしろ、キーファー・サザーランドなので、銃で悪霊を撃つというバトルアクションシーンまで登場し、ついには、つかんで殴るとか、もはや、オカルトではなくなるところまで突き進み、最後は、爆発するという・・・・

なんと言えばよいのだろうか。

しかし、物語の最後には、きちんと、オカルトに戻って、サザーランドは、すべてが左右あべこべの「鏡の世界」に閉じ込められてしまい、終焉となる。この終わり方には拍手喝采。

怖いかどうかというよりも、なぜ、途中で肉体派のばあさんが飛び跳ねて、それを銃で撃ち殺そうとするのかが、知りたい。