★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【会長】寝台特急日本海

今週のお題「おすすめのレストラン」
f:id:tsuchinoko118:20120317080345j:image:left:w240私は株式会社エヌジェイシー会長。極端に暑い日、極端に涼しい日を経て、ようやく「春先」のような暖かく涼しい日が続いているイン金沢で、あまりに心地よいので私は毎日朝から晩まで爆睡・・・いや熱心に瞑想を続けているが、諸君はいかがであろうか。
さて、今週のお題は「おすすめのラストラン」ということで、非常に珍しいというか風変わりなお題で、何を語ろうか悩み仕切りであったが、やはりイン金沢ということで、寝台特急日本海のラストランについて語ることにする。
私は一度も乗ったことがないが、全国を飛び回ることも多い つちのこ社長は、よく寝台特急日本海を利用していた口だ。なんと寝ている間に移動ができて、目が覚めると現地に到着している、これはワープだ。と言っている。
その感覚があまり理解できないのだが、ともかく夜間にベッドで寝ていれば到着するという利便性で利用していたようだ。
関東や関西方面なら、高速バスということも考えられるが、日本海沿岸の秋田県や北海道ということになると、直通の高速バスは見当たらず、飛行機は高いところが苦手で怖い、船は時間がかかりすぎ、車は体力消耗が激しすぎ、というわけで、寝台特急日本海なのであった。
料金的には、決してお安いものでもないのだが、あの、ガタンゴトンという独特の音と揺れが心地よく、旅行気分で駅弁をほおばってぐっすり寝るというのが良い。
そんなわけで、撮り鉄でも、鉄っちゃんでもないので、日本海の姿もあまりよく観たことがなく、記念の乗車券を持っているわけでもなく、あの金沢は「夜中の2時か3時」という漆黒の闇の中、日本海を待ったり、降りたりという駅前から自宅までは利便性の「り」の字もないような不便さだったりするのだが、それでも、何かと乗車していたこともあり、愛着があった。
f:id:tsuchinoko118:20120602113413j:image:right:w240
その寝台特急日本海も、近年の、高速道路全線開通や、飛行機、高速バスの台頭などで、通常はたしかに、ほとんど誰も乗っていないような状況で(また、それが良かったのだが)JR社としても走らせておくわけにも行かない事情があったのだろう。
先日、ラストランで、廃線ということになった。
ラストランの時だけは、にぎやかな夜中の金沢駅。いろいろとトラブルもあったようだ。いい悪いは、別として、普段利用しないけれども、最後だけは、その勇退を惜しむ、というのは、なんだか、マンガの最終回だけを観て泣いたり感動したりという印象があり、妙な心持ちでもある。

と、まあ、ラストランについて、おすすめしてみたが、いまいちよくわからない今週のお題であった。

その真意について、今から私は瞑想し、考えることにする。

では諸君、また会おう。