【会長】かなりぜいたく
今週のお題「ちょっとしたぜいたく」
私は株式会社エヌジェイシー会長。
すっかり寒いが諸君元気か。私は最近はすこぶる元気だ。元気すぎて雄叫びを上げながら社内を走り回っている。
さて、今週のお題は「ちょっとしたぜいたく」とのことだが、私は写真のようにシングルどころかダブルどころかトリプルどころかクアドラブルどころかクインティブルなベッドを占有し、瞑想をしている。
しかも、もみもみの小道具、室内アスレティックの小道具も一緒に瞑想だ。
「ちょっとしたぜいたく」というよりも「かなりぜいたく」と言わざるを得ない気がするが、私は株式会社エヌジェイシーの会長。会長たる者、これぐらいの「ぜいたく」は、大した問題ではないだろう。会長は会社の顔だ。その会長が、みすぼらしくあってはいけない。私は、本来は、慎ましい生活を好み、あまり、ぜいたくはしたくない性分であり、本音だが、やはり、吹けば飛ぶよな明日をも知れない会社だとはいえ、会社の顔であるがゆえに、いやいや、仕方なく、このような「ぜいたく」に及んでいる。
諸君、「ぜいたく」というのは心の病だ。最初は「ぜいたく」だ、ありがたいことだと感謝の気持ちを忘れずにいたとしても、次第に、それは「権利」となり「当然のこと」となり「最低レベルの」となり、最後には、感謝もなく、ありがたみも感じず、さも自分が勝ち取った自分のもの、と思うところが、私にもある。
昨日、まぐろの刺身を食ったら、今日も、まぐろで当然だ。
うっかりすると、そう思い込んでしまうのだ。
そのとき、わたしは自戒の念を込めて瞑想する。そして、もみもみを繰り返し、邪念を吹き飛ばす。心から謝罪し悔い改め、そして、感謝するのだ。ありがたいありがたい。
「ちょっとしたぜいたく」などなく、全ては「かなりぜいたく」。そのことを忘れないようにしたいと思う。
諸君も忘れないように。
さて私は今日も、もみもみと瞑想に忙しい。ではまた来週。