【さろん6】来店予想と失客管理をするための理・美容室のソフト
顧 客管理といえば単純なところでは EXCEL による住所録管理、筆○○による住所管理でも事足りることが多い。紙のカルテ、紙の予約表があれば、形にはなっている。それでも十分だといえば、十分だ が、専用業務ソフトを使うと、より能動的な顧客管理を行うことが可能となる。
理容室・美容室では、およそ3ヶ月、およそ4ヶ月といった顧客 の来店周期というものがあり、手元に住所録のデータやカルテがあるから顧客なのかというと、ひょっとすると引っ越してしまったりしたり、他店に行ってし まったりということで、実は顧客でなくなってしまうことが多々あり、「失客(しっきゃく)」となることとして販促上、注視している。
もし住 所録やカルテが800枚(件)あったとしても、自店の顧客数が800人というわけではない。このうち、次回も来店してくださる顧客は何人いるのか、失客は 何人なのかがわからなければ、本当の顧客を知ることはできない。気がつくと実際の顧客数は500人になっているかも知れない。
このことは店の売り上げとも直結する重要な問題で、できるだけ素早く把握し、なんらかの手立てを考えることが経営の安定につながる。
多くの理容室・美容室では、90日〜120日の来店がなければ失客という目安を設けているが、なにしろ、前回の来店日とそれからの経過日数を記録し(管理し)、常々把握することは、日々、多忙な中では、かなり手間がかかり面倒である。
できることなら、売上管理(レジ)のついでに、こういうことは自動的に誰かがやってほしい、というのが本音ではないだろうか。
そこで開発したのが NJC Salon Manager(NJC サロンマネージャー)で、顧客・売上・来店履歴・来店周期・来店予想・売上予想、という部分にこだわった理容室・美容室向けの顧客管理ソフトである。
よく見かける類似製品では、売上の履歴というよりはレジ。紙のカルテを電子カルテに。 予約管理を電子スケジューラーに、という、どちらかというとフロント業務を強化した製品が多くあるが、その高機能さゆえか、けっこう高額である。こういう 製品には、こういう製品の得意で良いところがたくさんあるが、弊社で開発したのは、思い切って、来店・売上予想と失客管理=顧客管理に集中した機能の顧客 管理ソフトである。
価格は、かなり安いし、導入しやすく。
また、入力するのは、最低限のものだけなので、日々の運用の手間が少ない。とられる時間も少ない。
その分、簡単明瞭で、導入〜実際の運用までの準備も格段に少なくて済む。
日々入力するのは、売上だけ。顧客名と、商品(技術)と価格を入れるだけ。すると顧客台帳(マスタ)の方に自動的に蓄積される。
来店履歴と、来店ペース。ペースは、あらかじめ設定した90日〜2年間で計算する。すると、顧客がおおよそ何日周期で、平均してどの程度の売上があがっているのかがわかる。そこから、次回の来店日のおおよその予測が出来る。
これを拡張解釈して集計すると、未来の来店予想と売上予想が出来る。
今月は、どのお客様が来店される予定で、どれほどの売上があるか。
あくまで予想なので、正確さは、厳密ではないが、だいたいの予測は出来る。
実際に、このソフトを使っている、あるお店では、毎月月初めに、この来店予想リストを印刷し、実際に来店のあったお客様を蛍光ペンでチェックしている。そ の月が終わってみて、チェックのないお客様は「失客」の可能性がある、ということで、DMや、割引チケットを送ったりする販促活動を行っているそうだ。
失客してしまうのなら、割り引いても来店してくだされば(つなぎとめられれば)十分だということだそうだ。最近、誰もが所有するようになった、パソコン、ケータイへのメール送信機能を使えば、DM代(販促費用)も、おさえられて一石二鳥でもある。
ま た、別のあるお店では、今まではお誕生日カードとDMを送っていただけだったが、この来店予想リストで、2〜3ヶ月先のリストから来店回数のまだ少ないお 客さまにキャンペーンのDMを発送したりしている。確実にお店のファンを、ということだそうだ。もちろんメールでお知らせ!
このソフト NJC Salon Manager Ver6。9800円税込みからと、すぐにモトも取れる価格帯だ。
※くわしくは http://salonmanager.jp 。