★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【音楽】access

f:id:tsuchinoko118:20110621091513j:image:left:w200TM-NETWORK(TMN)でおなじみの小室哲哉氏の信頼厚きマニュピレーター朝倉大介(大ちゃん・御大)と、貴水博之(ヒロ)をメインメンバーとするユニットが accese である。Microsoft のACCESS は大文字なので、小文字の access とはちょっと違う。

正当派の小室サウンドといえばいいのか、二人組のTM-NETWORK 的な音でデビューを飾り、一時期の活動休止を経て今現在に至るまで、その基本的な音は、あまり変化がない(ように思う)。
TM-NETWORK にハードなギターを放り込んだサウンドといえば、初期のB'z を彷彿されるが、B'z が諸外国の往年の8ビートハードロックからの流れであるのに対して access は、あくまでも 16ビートを基調とした、TMサウンド。そこに、貴水博之の、おどろくほどの高音が乗ると、access サウンドのできあがりだ。

f:id:tsuchinoko118:20110621091501j:image:rightやはり特徴は TM-NETWORKばりの浅倉デジタルビートと、ボーカル貴水のファイルセットではない高音であろう。浅倉氏いわく「自分のサウンドに、乗りやすい声」とのことだが、まったくその通りで、浅倉サウンドの中にあって貴水の声はよく通る。

筆者的には、浅倉サウンドは、前述のようにTM-NETWORKばりのデジタルサウンドではあるが、浅倉っぽさ、というのはデビューアルバムに収録された「JEWELRY ANGEL」(2ndシングル)に尽きると考えている。実際、access休止中に発表された TMR(TMレボリューション)のブレイク曲は JEWELRY ANGEL ばりの派手で威圧的な16ビート+マイナーコードだらけだ。

そして大逆循環ドシラソファミレドで綴る「夢を見たいから」で、筆者的には access は終わった。(完成された)

最新曲では原点回帰ともいえる曲調のものが多く「ああ、accessだ」と安心感のあるものが多いが、ますますご清栄のこととお喜び申し上げますので、なんとか新機軸を打ち出していただけないものかと、期待しております。