★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【あいほん】mini bluetooth keyboard

f:id:tsuchinoko118:20110609182038j:image:left:w320最近 iPhone で文章を書いたり、長文のメールをしたりすることが増えてきた。
しかしながら iPhone の フリック型テンキー入力は、筆者にとっては、どこかわずらわしく、短文なら良いのだが、長い文章になると入力が、かなり苦痛だ。これは せっかくの iPhone なのに、外出先でメモをとったり、スケジュールを追加したり メールに返事をするのが、おっくうになっているということで、少々不便を感じていた。筆者は、(ガラパゴスな)ケータイ時代から、この問題は抱えていて、あの親指入力が苦手だったのだ。

そこで、気になっていたのが外付けキーボード。

RUDO社製や ELECOM製などがあるが、そこまで始終入力するわけでもないのに折りたたみとは言え、持ち歩くのか、いちいちセッティングするのか、と結局購入には至らず。

小型のものもたくさん登場しているが、やはり、いちいち持ち歩くのか、という部分がひっかかって、購入には至らなかった。

たまたま 自分のオークションを整備?していて、ふと目に入ったのが「回転式のキーボード付ケース」。

iphone と同じサイズのミニキーボードが、回転式のケースについていて iPhone と一緒に持ち運べるというアイデア商品。スライド収納式の 製品もあることを知った。

これなら、いちいち持ち歩き、いちいちセッティングすることもなく、気軽に使えそうだ、と、調査すること、およそ1週間。(筆者は、なにかするときは、いちいち、調査する(笑)

これは使えそうだ、となり、購入することにした。
メーカー不明、商品名も「 Mini Bluetooth Keyboard for iPhone 」としか書いていない型番も品番もない、あやしげな製品。1年ほど前から発売され、「刻印どおりのキーの割り当てになっていない(笑)」という不具合があった、やたらと安い bluetooth 外付けキーボード(笑)が搭載されている。
出所不明のあやしい商品。

アキバぐらいにしか売っていないようだが、それも、不具合が問題となっているようで店頭販売のみ、というのが多い。

こちら金沢のP工房やDパラなども見て回ったが、そもそも iPhone用Keyboard が置いてない状態。

1450円で落札できた(笑)
1450円なら”ダメもと”で、うまくいかなくても、あきらめがつくというもの。

なんといっても、メーカーも品番も書いていないような、とてつもなくあやしい製品。


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2日ほどで到着したので、さっそく取り付けてみた。
iPhone 本体の取り付け部は、かなりしっかりしていて、iPhone本体がガッチリホールドされ安定感がある。
ケース+キーボード全体の重さも思ったよりも軽く、取付(iPhone本体の収納)や Bluetooth のベアリング、iPhone側の設定なども、簡単にできた。厚みも大きさも iPhone と同じぐらい。厚みは倍になる。

説明書は「英語のみ」。
それでも、こういうあやしいものを購入する人にとっては、さほど難解な部分はなく、スムースに取り付け〜起動できるだろう。


使ってみると、おお、なんと入力しやすい。

筆者にとっては、テンキーフリック入力よりも、はたまた ローマ字入力よりも、外付けの方が圧倒的に入力しやすい。スライド収納式ではなく、回転式を選んだのも正解で、その分キーが大きいので打鍵しやすい。
反応速度も、思ったより速い。iPhone の画面上で入力するソフトウェアキーよりも反応が良い感じだ。

キーのタッチ感も、硬質のシリコンかラバーのような感じ(昔、パナソニックが発売されていた JR-100 というパソコン(マイコン)のような感じ)で、意識して、少し深めにしっかり押さないと反応しないが、慣れればなんてことはない。

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しかも、ソフトウェアキーだと、画面の半分がキーボード画面で埋まるのだが外付けキーボードを使うと、全画面が文章入力に使える。広い。これは、変換候補を選ぶときも、広い分探しやすいことを意味する。

もちろん、キー入力とタッチを併用することもできる。

英語配列なので、少しクセがあるが、それも慣れればなんてことはない。

Bluetooth なので充電が必要だが、4時間ほどで満充電。50時間ほど待機&連続使用できるそうな。キー入力をしないと自動で電源が切れるので、このあたりは、実際、どれほどもつのかは、よくわからない。
それほど、しょっちゅう使うわけでもないが、いかに電池が切れないようにするか、使い方はこれから研究する。

とにもかくにも入力しやすいのはいいですな。

f:id:tsuchinoko118:20110609182100j:image:left:w260メールやツイッター、メモなど、長文入力の必要があった時には、くるっと回してキーボードを準備。
「Fn」+「7(IME)」をトンと押すと、1秒ほどで自動的に電源ON。ローマ字で、ひらがなを入力して、スペースキーで変換、Enter で確定。本体を両手で握って、小さなノートパソコンのように構えて、入力する。
実際やってみたが、少なくとも筆者にとってはフリック入力よりは、楽だ。

押してるキーの数は圧倒的に多いはずなのだが、この快適さは何だろう。


なお ATOK notepad や ATOK tweet だと、使えない。
それだけは残念だ。
実際問題 ATOK の かな漢字変換が ATOKのソフト内でしか使えないから、まあ、それはいいんですけどね、今のところは、別に。。。。

少々心配していた不具合=「刻印どおりのキーの割り当てになっていない(笑)」は、なかった。
当時(1年前)は発売したてだったので、不具合だらけだったのかも。
とりあえず、今のところは問題もなく満足している。