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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】あしたのジョー

あんまりオススメしない映画

あしたのジョーが連載されていた、その当時、直球勝負の実写版はすでに製作されていたりする。石橋正次をジョー役に据えた青春映画で、2011年版同様、これまた原作をそのまま映画にした作品だったりする(笑)。現代風のスタイリッシュさは皆無で、70年代当時、すなわち、あしたのジョーの世界そのまんまの時代に、ふつうに製作されていて、それはもう2011年版に比べて、それらしい仕上がりになっている(笑)もう、このベタベタ感がたまらない(笑)

それらしいので、丹下段平のコスプレも場に浮くことなく、やはり、それらしい(笑)当時、ほんとにいそうな感じだ(笑)

ストーリーは、やはり駆け足的に原作をダイジェスト版で追いかけたような話しで、この点 2011年版と似たようなものだ。ただ、2011年版に比べて、たいへん良く出来ている(笑)よく出来ているというよりも、当時の社会情勢=あしたのジョーの世界で、そのままカメラを持って歩けば眼前にひろがっていたし、ジョーもしっかり犯罪者として描かれ、それが違和感がないのだった(笑)
ジョーは、生きるため(というよりは、メシを食うため)ごくごく普通の感覚で犯罪をおかして少年院に放り込まれる。犯罪の善悪を意識して、勝ち組になるためとか、そういう現代風の偽善的な大義名分はない。ただ、食うためにやったことが犯罪だったのだ。そこから抜け出すこと=泪橋を逆に歩いていくこと=ボクシングだったわけで、ジョーのボクサーとしての成長がそのままサクセスストーリーにつながっていく。2011年版に不足していたのは、これだったと、久しぶりに本作を観ながら、つくづくと思い知らされた。

ところで石橋正次といえば、ある特定世代以上の年齢層の方は、俺はおとこだ、や 飛び出せ青春などのドラマでの不良学生役で覚えている方も多いだろう。(覚えてないかも?(^^;;)ちゃらちゃらした軽さが際立つ役柄が多かったように記憶している。筆者的にはアイアンキングという巨大ヒーローもので、巨大ヒーローは脇役で、生身の身体で巨大怪獣を倒してしまう静弦太郎という役に強烈なインパクトを覚えたことで、しっかり記憶している。

あしたのジョーの矢吹ジョーも、作品そのものは深刻だが、本人はかなりちゃらちゃらしていたりするように思ったりもする。その点で、ジョー役=石橋正次も、ありだったかも知れないとも思ったりするのだった(笑)少なくとも 2011 年版よりは、筆者好みだ(笑)