「歴史を感じる場所」 #地元発見伝
「歴史を感じる場所」 #地元発見伝
宝達志水町, 石川県県道75号線
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
旧約聖書に登場する預言者モーセは、シナイ山に登り神から十戒を授かる。
実はシナイ山に登った後、UFOで日本の石川県・能登にある宝達山に飛来、そこで十戒を授かり、シナイ山に帰っていったという。モーセは民をカナンへ導いた後、再びUFOで宝達山に戻り、ここに埋葬されたという。そんな、あやしいモーセがテーマとなっているのが「モーゼパーク」(石川県羽咋市宝達志水河原)
日本の正史として名高い古文献に「日本書紀」「古事記」が、あげられるが、もう一つあやしい日本の歴史書「竹内文書(たけのうちもんじょ)」が存在する。「竹内文書」によれば、モーゼは、シナイ山に登った後、天浮舟で、能登半島に渡り、宝達山で「十戒」を授かったあと、エジプトに渡り、イスラエル人を救ったあと、また再び能登に戻り、当時の天皇に拝し、十戒法を開くため宝達山に住み、天皇の娘大室姫と結婚。その後、538歳までの余生を宝達山で過ごした。と、記述されている。
「聖書」では、シナイ山に登り、「十戒」を携えてきた、と史実が一部省略されているが、実は、モーゼは、そのとき、日本の能登半島に渡っていたのである。
(ほんとかよ)
モーセパークに到着すると、まず目に付くのが「モーゼの墓案内所(越野)」のカンバン。越野さんは、ひょっとしてヘブライ人の子孫で選民なのだろうか、あるいは預言者なのかも知れない。なぞがなぞを呼ぶ。
電話番号が書いてあったので、電話をかけてみたが誰も出てこない。
矢印の方向に家があるので尋ねてみたが、やはり誰もいない。残念だ。
奥へ進んでいくと、崩壊したギリシャ神殿のようなナゾの柱が立っており、そこに案内板が掲示されている。
ほとんど「森」というモーゼパーク。小さな山か丘のようなものが3つある。そこは古墳。モーセと家族が眠っている墓があるという。
これがモーゼの墓。なぜかシーサーと思わしき像と、線香が焚いてあり、献花されている。そのおくに立つのは卒塔婆。
写真ではわかりにくいが卒塔婆には
と日本語の筆文字で書かれている。もうわけがわからない。
すぐそばには「モーゼ一族霊団供養」と書かれた(たぶんこれも)卒塔婆も。
学名では「三ツ子塚古墳」と呼ばれるモーゼの墓には3つの小高い丘があり、それぞれモーゼ、モーゼの奥さん、モーゼの子供が葬られているそうだ。まじで?
モーゼワインというイチジクのワインも売られていたので、売り子の人に聞いてみると「そんはずはないだろう。よくわからないけど地元の活性化だ」と言っていたのが印象的であった。ここまでするのなら「まぎれもなく事実だ」と言い切ってほしかったところだ。