★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【PC】VB6 と Windows 8

Windows8が発売されしばらく経過する。筆者の仕事では、大半を Visual Studio の C#版に移行したので( 1年ぐらいかけて VB6 ライクな関数やクラスをつくりまくり、VSに搭載されているコンバーター(ほとんど使いものにならない(笑))より効率よく移行できる環境になったことと、Windows XP があと1年で終焉を迎えることが大きい )久しく VB6 を見ることはなかったのだが、先日、まったく久しぶりに VB6 のプログラムを触る必要性が生じたので、Windows8 で VB6 を開いてみた。
もともとWindows7 だったところに Windows8 の優待アップグレードでアップグレードしたので、VB6はインストール済み。

起動してみると起動するところまでは見たのだが果たして VB6 IDEが使えるのかどうか。
一見、使えるように見えて、突如ハングアップしたりと散々で、使い物にならなくなっていた。
さすがに Windows 8 ではムリだろう(笑)

で、念のためにクリーンセットアップも試みたが、インストーラーの時点でハングアップする。
これで VB6 は完全に終焉を迎えることとなった。
(環境によっては、数十分耐えるとインストールできるらしいので、どうしても!という方はやってみるとよいのかも知れない。ただしIDEとしてちゃんと使えるのかどうかはアップグレードでちゃんと使えないのだからたぶん使えないのだろう。Microsoftも保証していないし(笑))

ところが、Windows XP や Windows 7 で作成したセットアップで、完成したEXEファイルのインストールを試みると、なんと、素直にインストールされてしまう(笑)
びっくりして動作確認を、広範囲にわたって行ってみたところ、Windows XPの初期につくったオリジナルDLL(32Bit)も含めて、全然問題なく動いてしまうので驚いた。

開発ツールとしての IDE は Windows 8の登場で完全にアウトとなったようだが、VB6で開発したプログラムは、なんと動作保証の範囲内だという話しで、ものすごく驚いてしまった。
筆者的には、あと1年ぐらいは、VB6 や VC6で作ったものが残っているので( Visual Studio に完全移行できるまであと1年ほど)このことは、非常に助かる(笑)

ある人に言わせれば入替のチャンス・商機と VB6駆逐は機会だと言われることも多いのだが、おかげさまで超多忙な状態が慢性的に続いている筆者的には、あと1年~2年の時間稼ぎができるというのは非常にありがたい。実のところ 20世紀末に(笑)つくった生産管理のシステムが XP,Vista,7 と動作してそろそろ15年を迎えようとしている。ここで、Windows8 になったら動かないということだと、筆者的には非常に焦ってしまうのだが、まだ Windows8 でも動くとなればありがたい。
Windows 9 が出る頃に入替をオススメするという選択肢を得たことになる。

それにしても VB6 いつまで生き残るのか。

そのハングリー精神を筆者も見倣いたい。