★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【音楽】入眠サポート~自然音で眠りたい

究極の眠れるCD。

自然音とアンビエントを、うまくミックスしてある。

以前からブライアン・イーノを筆頭とするアンビエントは好きだし眠りの友だし自然音も好きで眠りの友で。ただ、そういう眠るための音源、という主旨での販売ではないせいか どこかに強い主張があったりして、それが「眠り」の妨げにはなっていたりした。
このCDも、ご多分にもれず、やはり、途中からは「主張のある旋律」が聞こえてくる。
残念ではあるが、さほど邪魔にはならない程度の音量で乗り切っているのでまだマシかも知れない。

一時期「中田悟」にハマったこともあるのだがこの人の音は、自然音を、とてもいいマイクで集音した、という自負というか主張があってせっかくの川のせせらぎに、けたたましい鳥の鳴き声が”不自然に”大きく録音されていて、リラックスするには不向きだったりする。

波の音シリーズでも、どうしても、海猫やカモメの鳴き声が、自己主張をするし波の音を録っているというよりは、波打ち際の水の反射音を録っていたりして、やはり、リラックスするには、やや、けたたましい。

きれいな音だとは思う。なかなか、このように録音できない。
しかし、作者の思いで「切り取る」のが、著作というもの。
どうしても、その「主張」は、まぬがれない。

自然の音にこだわらず、「土方裕雄」の”下北沢”もハマったことがある。
やはり、人の出す音は、なかなか、途切れ途切れで、いろいろと気になることが増えるので、やはりリラックスにはなじまない。
例えばリンク先の喫茶店のキッチンなんかは、なかなか、いい感じなのだが、雑然と洗ったコップを置く音の中に、「落としただろう」という箇所があったり目玉焼きか何かをつくりながら、他のことをするものだから、どうも、コゲているような音がなると、もう、気になって仕方がない。

こういうことは、たぶんに、筆者の性格とか、過剰な状況把握能力(洞察力)にあるのだろう。
大人しく身を委ね、見て見ぬふり・・・ いや聞いて聞かぬふりができればいいのだが(笑)


さらに、キャンプファイヤーのも買ってみたりした。
最初は、燃え尽きそうな小さな「パチ、パチ」という音で、なかなか良いのだがそのうち、やはり、”盛り上がって”来て、フォークソングのようなものが流れてきたり中には、燃え上がりすぎて、どう聞いても「火事」にしか聞こえないようなものもあって結局、落ち着かない(笑)

雨、雷。さまざまな自然音CDが、うちにある(笑)

普段から、シンセサイザーがピコピコなるような音楽ばかり聴いている筆者だが、賛美歌と自然音も、あったりするのだ。クラシックもけっこうありますな。
ただ、リラックスするときには、どれもこれも、人間の主張が入ってくるか、または 異様に盛り上がり、リラックスではなく興奮するようなのが多く、ゆっくりとした心で、眠りたいときには、どれも、不向きなものが多い(笑)

「おお!これだ!」という自然音のCDに出会った。
入眠サポート~自然音で眠りたい
ひたすら最後まで、川のせせらぎと波の1時間(笑)
主張する小鳥のさえずりや虫の声を極力排除してあり、途中からは、あえて消してある。
うさんくさい、お経のようなアンビエント音楽も鳴らない。

疲れたとき。

心がとげとげしくなったとき。

心配事で夜も眠れないとき。

激しく緊張したとき。

おすすめです。