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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】バットマン・ビギンズ

f:id:tsuchinoko118:20120624083945j:image:left:w260インソムニア」等のサスペンスものでお馴染みのクリストファー・ノーラン監督が放つ、バットマンの新シリーズ。アメコミ・ヒーロー・アクションものである。

出演の俳優の皆様が、とにかく豪華。
主演のバットマンブルース・ウェインに、クリスチャン・ベイルを配し、リーアム・ニーソンモーガン・フリーマンゲイリー・オールドマン渡辺謙。28日後・・・で主演の、キリアン・マーフィーも、悪役で大活躍。ルドガー・ハウアーまで出てるぞ。

ゴッサムシティ。少年ブルース・ウェインは、両親が犯罪に巻き込まれ、銃殺され、ゆがんだ心を持ったまま成長する。自分の中に恐怖がある。
恐怖を克服するため、ブルースは放浪の旅に出かけ、自ら犯罪に手を染める。そんなとき、チベットの山奥から、”影の軍団”へ誘われるブルース。鍛錬の成果で、超人的な能力もったウェインは、ゴッサムシティに戻り、悪人に恐怖を植えつける存在、バットマンとなった。

旧シリーズにない重厚な描き方、理知に富んだ犯罪者、きちんと理由のある説明。重厚なバットモービルに、バットケープ。

正統派ヒーロー物語であることには間違いない。

f:id:tsuchinoko118:20120624083944j:image:right:w220しかし、これがバットマンか。と我が目を疑うのも事実。旧シリーズで、ティム・バートンが「呪われしフリークスの悩める生活」を描き、バートン節ではあるものの、バットマンの無茶苦茶さは、きっちり描ききっていた。

本作のバットマンは、フリークス(すなわち、動物に化けること。本当の意味はちと違うが)である意味については、てきとうにあしらわれていて、あーだ、こーだと、ブルースがバットマンになる理屈は述べているものの、だから、つまりなぜ、コウモリのコスプレが必要なのか、説得力がない。その分、まじめに描いた分、損している気がする。

豪華な俳優を布陣したもの、豪華すぎて、使いこなせていない点もマイナス要素。(無駄に豪華(笑))

はたまた、ここまで理屈っぽいマジメなヒーローを描いておきながら、ニンジャのような紛争をした連中が、”不況”という武器を使って、ゴッサムシティを襲い、とどめは、気が狂う薬をばらまくために、水道の水を蒸発させる、というのも、何ともよくわからない。

f:id:tsuchinoko118:20120624083943j:image:left:w230旧作シリーズが、どんどん、おちゃらけものにハマっていき、最終的に、シリーズ打ち切りとなった汚点を挽回しようという気持ちはわかるが、気合ばかりが先行して、なんとなく、すべってしまっているのがつらい。
しかし大ヒットしてまったのであった(笑)