【PC】SMB2 の 不思議な技術情報
ここ数日 Windows Server 2008 R2 をセットアップしていたのだが、その過程で次のようなマイクロソフトの解説が見つかった。
=======================================================================
SMB2 通信を利用してファイルが正しく参照できないことがある
( http://support.microsoft.com/kb/2537777/ja )
=======================================================================
SMB とは servermessage block のことで、非常にわかりやすく言えばファイルサーバー(ファイル共有)のことである。NAS( LANディスク )も Linuxサーバーも、Windows サーバーも、みんなコノ機能を持っていて、商標の関係もあって Samba とかいう場合もあるが、ともかく Windows と通信し、ファイルを共有するものは、みな SMB だ。多くの場合仕様を公開しないマイクロソフトだがこの SMB については、広く公開しているので、いろんな機種同士で LAN が組めたりするのであった。
SMB は、ファイルサーバーなので、ファイルが読めなかったり書けなかったりしたら、それは、ファイルサーバーではない。ファイル参照が出来るから、SMBなのである。
この SMB にもやはりバージョンがあり、 Win XP あたりまでは「 SMB 」または「 SMB 1 」という。 Windows 7 になって、「 SMB 2 」が登場し Windows Server 2008 R2 では 新型の SMB 2 ということになっている。
で、Windows 7 以降の SMB 2 で「ファイル参照できないことがある」そうだ(笑)
解決策は「 SMB 2 」を使うなとのこと(笑)
ファイル参照する仕様のものでファイルが参照できないことがあるとはバグではないのかという疑惑については、「これは仕様です」とのことだ(笑)
筆者もこの情報を見てあわてて設定を変更し「 SMB 2 」を使わないようにした。
これが原因で大事なファイルが読めない書けない破損するでは大変困るからだ。
「ファイルサーバ上の共有フォルダにあるファイルなどに対して操作を行うと、SMB2 が利用されている場合、ファイルが正しく保存されない、内容が破損してしまう、などの問題が発生することがあります。」仕様だそうな(笑)
ええ~~?という気がしないでもないのだが、ともかく仕様だそうだ。