★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【映画】オズはじまりの戦い

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オズの魔法使の前日譚でいわゆるゼロものである。もちろん映画制作者の創作で、オズシリーズの中にこういうものがあるわけではない。スパイダーマン3部作のサム・ライミ監督と、ゴブリンJrのジェームズ・フランコ主演による。

それにしても「オズの魔法使」で最後に現れた大魔術師が実はペテン師だったというオチから、そのペテン師の奇術師が、いかにして「大魔術師」(大魔術師になったとしてもペテン師はペテン師だ(笑))になったのかを描くというのだから、その製作意図から含み笑いが込み上がってきた筆者だったりしたが、ちょっと期待しすぎたりしたせいか、がっかりな作品であったりもした。

カンザスの若き奇術師オズ(ジェームズ・フランコ)は、ありきたりではなく、偉大な人間になることを夢見ていた。ある日気球に乗り込んだところ、竜巻に巻き込まれてしまう。そしてたどり着いた先は、筆舌に尽くしがたいほど美しい魔法の国・オズだった。しかし降り立ってみると、オズの国は邪悪な魔女が支配し、苦しめられている民たちは偉大な魔法使いオズが国を救うとの予言を心のよりどころにしていた。オズはその魔法使いと同じ名前であるため誤解されてしまい、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)の案内で、彼女の姉である東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)の住むエメラルド・シティの宮殿へ行く。二人の美貌と財宝に目が眩んだオズは、自分が単なる奇術師であることも忘れて、南の悪い魔女を倒せばこの国の王になれるとのエヴァノラの言葉のまま、翼の生えた猿・フィンリーとともに南へ向かう。道中、悪い魔女により破壊された陶器の町を通るオズ。孤児となった陶器の少女と出会い、邪悪な力により虐げられた様を目の当たりにしたオズはほのかに使命感を芽生えさせる。ついに南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)のもとまで来たオズは、グリンダの清らかな美しさと優しさに魅了される。グリンダから一片の邪悪さも感じられなかったオズが疑問を持ったとき、魔法の国の秘密が明らかにされる……。

 で、決戦はペテン。

それはないだろうと思うのは、筆者が期待しすぎていたせいだろうか。

とくに見所のない作品ではあった(汗)


映画『オズ はじまりの戦い』予告編 - YouTube