★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【さろん5】理美容院のCTI

アロハUSB/ND4(日興電機製作所製)というCTIアダプタを利用すると、低コストで単純なCTI環境を構築できる。

というと、なんだか小難しそうだが・・・

多くの理美容院、サロン、カイロプラクティックや整骨院などの店舗では店長もオーナーも、来店顧客に対し接客・施術を行うことが多く、専用の「受付係」や「事務員」がいないことが多い。
予約や問い合わせなど、電話番号はあるので、顧客から電話がかかってくるわけだが、接客中・施術中だと、手をとめて電話に出なくてはならず、大変といえば大変である。

そこで、筆者(および弊社)にも問い合わせが多いのが「CTI」はないのか、というものだ。

CTI とは Computer Telephony Integrationの略で、電話やFAXをコンピュータシステムに統合する技術ということになるが、くだけて言えば、電話とパソコンをつなぐ技術のことで、

理美容院、サロン、カイロプラクティックや整骨院などで求められるCTIは「着信したら履歴が残り、同時に顧客マスタ(カルテ)が表示される機能」のことである。

有名どころの「見えTEL君」は単回線でも10万円近くするし、多くのCTIシステムがものものしい価格で販売されているが、これはひとえに CTI環境を実現する CTIアダプタと呼ばれる装置が高額であることが大きい。さまざまな利用環境を考慮すれば、仕方がない価格でもあるのだが、多くの理美容院、サロン、カイロプラクティックや整骨院などの場合は、「単回線」で、「ひかり電話」か「ADSL併用アナログ」か「ISDN」であることがほとんどで、PBXやビジネスホンなどを使っているケースは少ない。

そこで、日興電機製作所のアロハシリーズが役に立つ。
単回線、ふつうの「ひかり電話」「アナログ」用に割り切った作りで低コスト。簡素なつくりが接続も容易で、パソコンにプリンターを設置、ドライバーをインストールする同じ感覚でカンタンに設置できるのも魅力だ。

もともと低価格で高機能の Salon Manager Ver5 で、「着信があったら履歴として残し、顧客マスタ(カルテ)をポップアップ表示」する機能だけがあればよい。もともとの仕様がマルチインスタンス(同じ機能の画面が2つも3つも開くような仕組)なので、いま表示している顧客マスタ(カルテ)に影響を及ぼすこともなく、単純に新しい画面として表示する。そんな機能が PROFESSIONAL版にはついている( CTIアダプタ アロハが別途必要です)

CTIのシステムとしては、かなり低価格。

回線の種類によっては、うまく動作しないかも知れないと心配になったり、どのようなものか実際に見てみたいと思う方も多いと思うが、CTIアダプタの方は、日興電機製作所が、検証用にデモ機を2週間ほど送料の負担だけで、貸し出してくれるサービスを行っており、お試しには十分な期間と環境が入手できる。

接客中・施術中に電話がかかってきても、なかなかうまく対応できず、どなた様からかかってきたのか、調べて、必要な情報を調べるため顧客カルテを探して、と、大変な手間がかかっていたものが、
半ば自動的に(電話応対はしてくれないが)さっと出てくるCTI。

一度、試してみてはいかがだろうか?

電話がなると、自動的にこうなるシステムが 便利なCTIだ。

くわしくは http://salonmanager.jp/ 。