「記憶に残る風景」 #地元発見伝
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
「金沢聖書キリスト教会」をグーグルストリートビューで検索すると、こんな場所(笑)今は、こんな場所ではなく
こんな場所になっている。
ここは長い間、空き地であったが、2013年に当時の”東聖書教会”が購入。2014年4月に、”金沢聖書キリスト教会”と名称変更し、建堂したキリスト教会堂(福音系)であったりする。
地元では、よく「アーメンけ?」と言われている宗教=キリスト教。イエス・キリストが十字架に貼り付けになった、あのキリスト教。その会堂で、キリスト教徒(信者)が集まって礼拝をしたり、牧師さんの説教を聞いたりする場所だ。
昨今ではキリスト教風の結婚式(ウェディングドレスのあれ)が結構あたりまえになり、ホテルや結婚式場に、こんな感じの建物をよく見かける。昔、といっても20〜30年ほど前は、ホテル・結婚式場でも、「こんな感じ」ではなく、「これ」が建っていたのだが、いつしか「こんな感じ」になり、十字架がないことがほとんどだ。
自ら偽物になってしまったので、もはや”キリスト教式”の結婚式ではなく、”キリスト教のまねごとをした、なんちゃって結婚式”というお遊戯にすぎない、と言えば言い過ぎなのだろうか。少なくとも、十字架があった頃には、結婚式の日までイエス・キリストの話を聞き、キリストを信じた上で行われていたはずだったが、そうではなくなってしまったのが現在。
この”金沢聖書キリスト教会”は、もちろんモノホンの教会である。牧師さんの趣味で、日曜日の10時半になると、教会の鐘が鳴ったりする(笑)
金沢東ICのすぐ近くで、8号線・北陸自動車道に面しているので、突如として出来た真っ白の教会堂は結構目立つ。近所を通ったことのある人は観たことがあるかも知れない。原則として、関係者以外も歓迎しているので、ぜひお立ち寄りいただきたいものだ。お茶やお菓子に、イエス・キリストの講話が待っているはずだ(笑)
毎週日曜日には、
という風な感じで、集会が持たれ、礼拝と牧師さんの説教がある。
この教会の牧師さんは、週刊少年ジャンプの愛読者でもあるので、スラムダンクの桜木花道も登場する。ものすごくフランクでカジュアルだ(笑)
また信者の証である「洗礼」は、全浸礼という方法で行う。
教会堂にある、巨大な風呂に入浴剤を入れて・・・ではなく、専用のバプテスマ漕に写真のような感じで行われる。
一見、牧師さんが水に沈めて殺害しようとしているように見えるが、そうではない(笑)この儀式を経て、はれてクリスチャンになるわけだ。
ちなみに筆者は、こうしたバプテスマ漕ではなく冬の日本海の荒れ狂う波の中に叩き込まれ、おぼれ死ぬのではないかという状態での洗礼であった。なにしろカナヅチなので(笑)
教会堂というと、すぐに長崎の・・・と、観光施設を思い浮かべる方も多いと思うが、よくよく観るとすぐ近所、地元にも教会はあったりする。
筆者としては、個人的なことかも知れないが、およそ10年ほど会堂の建設で宗教的ではない人間的な話で、困惑させられ試練を与えられたこともあって、しっかりと建った教会堂は、一生心に残るものである。