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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【会長】3人の学者さん

今週のお題「憧れの人」

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 私は株式会社エヌジェイシー会長。

台風がやってきたり、蒸し暑かったり妙に寒かったり、気候がずいぶんと不安定だが、いかがお過ごしであろうか。私は少々風邪をひいてしまったようで、最近、窓際で寝るのは止めている。

さて今週のお題は「憧れの人」ということであるが、ここでは3名の学者さんを挙げてみたい。W・エドワーズ・デミング、フレデリック・ランチェスター、そしてピーター・ドラッカーの3人である。

どんな人物で、なんで著名なのかは Wikipediaでも何でもいいので参照されたいが、「品質管理(QC)」「弱者の戦略」「マネジメント」の提唱者と言えば手っ取り早いかも知れない。

「なんだ商売の話か。金儲けの話か」と思う方もいらっしゃることと思うが、私が彼らに惹かれ、憧れとするのは、むしろ「逆」の話だからだったりする。

QCにしても、ランチェスター理論(法則)にしても、マネジメントにしても、確かに「効率的な経営」に関係する様々なことを提唱しており、いろんなところで「金儲け」「勝つため」のセミナーなどに登場する。なるほど「金儲け・商売」の話だったりする。しかし反面、”そうではない”ところも結構あったりするように、私は思う。

デミング氏の”統計手法”によるコスト削減、品質管理、QC手法では「品質向上のための努力をすればコストは下がる(効率は上がる)、逆にコストにこだわればコストは上がる(効率は下がる)」ことを説明している。そして、客観視することこそ変革だと言わんばかりにデータの取得と分析・解析・改善のサイクルを提唱する。おっしゃる話は非常に地道で下世話だ。

例えば戦前、米国で非常に重視されたデミング氏流が、戦後経済が発展するとあっさり見捨てられ、フォード(自動車メーカー)が倒産危機に陥り、再びデミング氏が登場すると急にV字回帰したり、トヨタ生産方式は全くデミング氏流で、いかに「地道で下世話で客観視しつづけること」が大事なのかわかる。

金のために金を求めては落ちぶれ、ただ品質・すなわち顧客のために地道で下世話なことをひたすらやり続け、そのために客観視し自虐的であればあるほどよいということだ。

ランチェスター氏についても、本来は軍事のある意味”ゲーム理論”なのかも知れないが、弱者が強者に挑むために、強者と同じ事をしていてはいけないというのも味がある。なぜか資本主義社会に済んでいると、「金持ち」「貧乏」の一直線しかなく「勝ち組」と「負け組」があるだけのようなイメージを持ってしまいがちだ。

しかしランチャスターは、負け組が負けまいとして勝ち組と同じことをしても失敗すると言っている。逆に勝ち組が負け組に追いつかれまいとして、負け組と同じ事をしても失敗するという。すなわち、勝つか負けるか、上か下か、右か左かの”競争”をしても何の意味もなく、勝ち組には勝ち組の、負け組には負け組の、やり方があるということだ。

そしてなぜかライトノベルで題材となり妙な方面で著名になってしまったドラッカーのマネジメント。よく読んでみると、企業活動の目的は「社会貢献」だと言っている。

まとめてみると、こうだ(笑)

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「社会貢献のために生き、勝ち負けを意識せず自分の立場、身分相応に、地道で下世話に常に自分を客観視し、自虐的であれ。」

ほんとかよ(笑)

私の短い人生の中では、これは真実だと思う。

そして、それに抗えば抗うほど苦しくなり、つまらない人生を送ることになってしまう・・・・かも知れない。よくわからないが(笑)

まあ、そんなわけで諸君。私は立派になって世間の脚光を浴びたいとか、金持ちになりたいとか、他人を見下して自分が自分がと主張する気もないのだ。

競争相手は、他社でも他人でもない。自分自身だ。

だから私は毎日朝から晩まで、眠り・・・いや瞑想を続けているのだ。

では諸君、また会おう。