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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【BSC】バランスト・スコアカードとビジネス・スタイル・クリニック

BSC:Balanced Scorecard(バランスト・スコアカード)とは、90年代初頭に発表された、企業の業績評価手法のひとつで、4つの概念(視点)で評価を行う。

これは従来「財務的」な指標のみで企業の業績を評価・管理していた欠点を補うもので、戦略・ビジョンを4つの視点(財務の視点・顧客の視点・業務プロセスの視点・学習と成長の視点)で分類。企業の持つ戦略やビジョンと連鎖された財務的指標、および財務的ではない指標を設定するものである。

・実現可能なビジョン

・ビジョンと各業績の関係

・計画

・フィードバックと学習および戦略的な修正

のプロセスから成っている。

筆者個人的には、この考え方は「新たな経営戦略」であることに間違いはないが、経営論として突如生まれたものというよりは、製造現場で恒常的に行われている「QC」品質管理の分析手法や、PADCサイクルと非常に似通ったものを感じたりしている。

(個人の感想です)

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もうひとつのBSC は Business Style Clinic ビジネス・スタイル・クリニックと呼ばれるもので、個人の仕事と自分の関係を、仕事・自分・受容・関与の4つの視点で数値化することによって、ワーク・ライフ・バランスを”見える化”しようと試みるものである。ビジネス・スタイル・クリニックの手法を用いることによって、自分自身を補正・修正したり、仕事と自分のバランスを見つめ直したりといった PADCサイクルが可能になり、状況を改善したり、自分自身を変えようという明確な動機付けを行うことが可能となる。

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同じBSC であり4つの指標で数値化する評価手法があるが、バランスト・スコアカードでは企業の、ビジネス・スタイル・クリニックは個人の、と、それぞれ指向が異なる。しかしながら、どちらも、指標を数値化・見える化することで、現在の立ち位置と将来像を同時に見つめることによって、よりよい方向に改善しようという考え方は同じで、企業にとっても、個人にとっても非常に有用であることは間違いない。

とくにBSC ビジネス・スタイル・クリニックでは、仕事と個人についての評価であることから、人が構成要素として欠かせない企業活動にとっても、重要なものである。

 

バランスト・スコアカードについてのソフトウェアは月額1万円〜の e-scorecard などがある。ビジネス・スタイル・クリニックのソフトウェアは、売り切り300円〜の Business Style Clinic がある。

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