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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】悪の法則

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監督がリドリー・スコットで、マイケル・ファスベンダーブラッド・ピットが出てるというだけで、内容も何も知らなかったのだが「悪の法則」という格好いい(格好いいのか?)タイトルに惹かれて鑑賞した。

原題は「The Councelor」。弁護士さんと翻訳される”法務担当者・法律顧問”のような意味の言葉で、これがどうして「悪の法則」というタイトルになるのかと最初は首をかしげたが鑑賞し終わると妙に納得。

主人公はタイトルの「Councelor」と呼ばれる男(マイケル・ファスベンダー)。実名は出てこない。”弁護士さん”は若く頭のよい有能な男。婚約者のいる身分で高価な婚約指輪を海外まで購入しにいくような男。

そんな”弁護士さん”は、ある日、麻薬ビジネスに誘われ、1回限りという条件でやることにした。麻薬の仲買人ウェストリーに会い、麻薬ビジネスの説明を受ける”弁護士さん”。手数料は4000%だという、そして同時に、この取引に関わるメキシコの麻薬カルテルは、「弁護士」には容赦がない、気をつけろと警告される。

指示された通り、「取引するブツ」を隠し持つバイカーという男の保釈をする”弁護士さん”。しかし、保釈されたバイカーは「ブツ」を取りに行く途中で、首をはねられ、さらに「ブツ」を隠していたバキュームカーをも奪われる。

仲買人ウェストリーは、バイカーの顛末・所属組織や関連などを証し、麻薬カルテル組織は、”弁護士さん”が「ブツ」を盗んだと思い込み、命を狙っていると聞かされる。

はたして1度限りの麻薬取引に手を出した”弁護士さん”の運命はいかに。

順風満帆だった有能な若い男が、1回限りの違法行為に手を出して、堕ちていく様、命を狙われる様を描くサスペンスである。

そしてサスペンスとはいえ、事件の様相そのものや人間関係を描くという趣向ではなく、命を狙われる”弁護士さん”の死の恐怖を主軸におくことで、やたらと”哲学的”・”宗教的”なプロットが登場する。

1~2回程度見ただけでは、よくわからない部類の、非常に難解な作品である。

スルメのようにかめばかむほど味が出てくるというか、豪華なキャストの演技を何度も見てもよいし、”哲学的”だったり”宗教的”だったりする会話の意図や意味を塾考してみてもよいし、(筆者的には、これは「哲学」ではなく「宗教」だと思うのだが)

ともかく、単に有能な若い男がミスをして落ちぶれていくだけの作品ではなかったりする。

そういう意味では、まさに間違いなく「あまりオススメしない映画」の一つだ。

 


映画『悪の法則』予告編 - YouTube