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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】吸血鬼ドラキュラ

あんまりオススメしない映画

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かつて一世風靡したドラキュラ・シリーズは、特定世代の方なら必ず「ハマーフィルム」ということだろう。ピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシング教授と、クリストファー・リー演じるドラキュラ伯爵の頭脳戦(若干のアクションも)の強烈なイメージは特定世代の方なら誰もが知っている。

世界初のカラー(総天然色)ドラキュラ映像作品であり、ハマーフィルムのドラキュラシリーズの第一作目が本作「吸血鬼ドラキュラ」である。

1885年ジョナサン・ハーカーは、ドラキュラを退治すべくトランシルバニアのドラキュラ城に司書として潜入する。そしてドラキュラ伯爵に殺される。

ジョナサンの親友であったヘルシングは彼の死体と日記を発見、ドラキュラはバンパイア(吸血鬼)であることを知り、ドラキュラを倒すべく立ち上がる。

思いっきりゴシックホラーで、旧世紀のクラシカルな雰囲気、そこにスピード感あふれる物語の展開やアクションを融合させた傑作であると世界的に大ヒットとなる。

かつてベラ・ルゴシが「魔人ドラキュラ」で演じた時と同じように、クリストファー・リーも、”背が高く痩せた男で、燃えるように目が赤く、オールバックの髪型で夜会服にマント”といういでたち。後年のドラキュラは、みんなこうだ(笑)

オールバック・夜会服・マントなら、まず間違いなくキバがあるドラキュラに間違いないとすっかり刷り込まれている。

しっかり本作は世界的に大ヒット、今も「ドラキュラ」といえばコレというほどに評価が高い。

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ハマーフィルムも気をよくして(本作のヒットを受けて)1074年に至るまで9作ものドラキュラシリーズを製作している。

ホラーといえばハマー。そんな黄金時代を迎えたわけだ。

しかし、70年代になると、こうしたクラシカルなものに飽きられたのか、より刺激の強い作品が世に次々と登場、ハマーは経営不振に陥っていく。

ちょうど60年も終わろうとする68年に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(モダンゾンビの初出作品)が登場、入れ替わるように、ドラキュラは消えていった。

恐怖の形相で首を噛み切り血を吸う一人の男から、闇雲に人肉をむさぼり喰う集団へ。なんとも時代の変遷を映し出しているようで興味深い。

 


Horror of Dracula trailer - YouTube