★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【PC】surface pro 3

f:id:tsuchinoko118:20140827140058j:plain

そんなわけで、ようやく surface pro 3 が到着した。筆者的には最後まで NECLavie G TypeZ とどちらにするか悩んだのだが、メモリが8GB だというところと、かばんに入るギリギリの大きさが surface pro 3 だったので、こちらになった。

surface pro/pro2 では、Microsoft も「Android タブレットiPad」への意識もあり Windows 8戦略(そのあとの 8.1 無料公開を見ると誰が見ても失敗だろう)もありで、非常に「タブレット」を強く感じさせるものであったように思う。

タブレットの位置づけとしては、巨大なスマートフォン(笑)

新しいデバイスのように謳ってはいたが、少なくとも筆者にとってタブレットは巨大スマホだったのである。そして、PCの代わりにはなりえないとも考えていたりしていた。たしかに「スマホタブレット」は携行性に優れ、タッチパネル操作(タップやスワイプ)が直感的で、それはそれで非常に良かった。実際、こうしたデバイスの普及にも貢献していたように思う。

しかし、いざ文字をたくさん入力しよう、効率的にデータを入力、記録、検索、取り出しなどPCに求められていた、PCらしい、PCのそもそもの存在目的のようなことをしようとすると、とたんに使いにくくなる。スマホに外付けキーボードをつけてまで、それを解決しようとするのは、よほどの好事家だけであった。このことは、タブレットでも同じで、画面の半分を埋めるソフトウェア・キーボードだけではちょっと解決困難な問題であった。

どちらかというと、スマホタブレットは「情報を受動的に受けるだけ」のもの。

そんな印象が筆者にはあった。

もちろん「情報を受けるデバイス」としては、PC以上のものがある。しかし、多くのマスメディアが大騒ぎして提灯記事を書いていたように、PCに完全にとって代わるものではないことは、各メーカーの最近の新製品を見れば明らかだ。

Microsoftスマホタブレットにすり寄った windows 8 で、デスクトップがぞんざいだ、スタートボタンがないと、ぶーぶー言われるとは思っていたのかいなかったのか、ともかく PC は PC であるという”棲み分け”はやっぱり必要なようだ。

そんな中、登場した surface pro 3 は、「進化したタブレット」ではなく、「ラップトップ」すなわちノートPCへの回帰だった。

10インチを超える巨大タブレットは、数年前、いろいろとあったように思うが、急激に10インチ、7インチあたりに収束し、巨大タブレットは失敗したように見える動向もあった。そこにきて、タブレットではなく「新型のラップトップ」として登場した surface pro 3は、筆者は非常に評価が高い。

軽量のタッチ付きノートPC。

電池もけっこうな時間持つようで初代 surface に比較してモバイル性能はあがった。

そしてタッチカバー。

パンタグラフメンブレンのキーを日頃触っている方には不評のようだが、筆者は日頃からメカニカル。このタッチ感は好きだ。

と、個人的なことばかり書いてますが、万人がゲームやインターネットサービスを「受ける」ためのデバイスではなく、むしろ、法人ユース・業務ユースとして、新型のノートパソコンとして surface pro 3 は、よく出来ていると思うのである。

次期OSである Windows 9 が、どっちに向いているかよくわかるデバイスではなかろうか。