【音楽】石川県の合唱団 Szai と 音ぼらぁ♪と と LaMusica
筆者はときどき合唱団のコンサートに出かける。合唱についてはリゲティのルクス・エテルナで、癒され、熟睡して以来(笑)好きだったのだが、私事でちょっといろいろあって、ふさぎ込んでいた時期にひょんなことから誘われて行ってみたら、非常に良かった、ので、それからちょこちょこ行くことになった経緯がある。ほとんどライブハウスに出かけるようなノリで気軽に(笑)
出かけるのは、有名なとか、人気のあるとか、話題のとか、メディアで取り上げられたとか、そういうのではなく地元の。
金沢メンネルコールとラムジカは縁あって(?)聞く機会が多い。
どちらも地元の合唱団である。
今回も、たまたまフェイスブックを眺めていたら「ラムジカ」のジョイントコンサートのチラシが貼ってあり、「お。ラムジカじゃん」と、よく見ると投稿した方が合唱団に属して明日出演(演奏)すると書いてあったことによる。
「ラムジカ」ではなく、ラムジカの指揮者がプロデュースする地元の(?)20歳代の若い男女の混声合唱団「Szai」(サイと読む)だ。
ここで地元の若い合唱団からと、甘く見てはいけない(笑)
期待以上のすばらしいハーモニー。感動ものだ。
音楽のことなので、あーだこーだ論じるよりも、「よかった」「感動した」「ぜひ一度聴いてみて欲しい」以外に賛辞のしようがないのだが、なんと、あまりに心地よすぎて5分ほど寝てしまったほど良かったのだ。
またいこう。
合唱団にもいろいろとタイプがあるように思う。
癒やし系で心地よすぎて寝てしまう(失礼!)タイプ。
ものすごい緊迫と抑揚で最初から最後まで興奮気味の交響曲のようなタイプ。
ノリノリでジャズっぽいリズムカルなタイプ。
どれも楽しい。きっと聴いている側でなく演奏している側、歌っている側も、もっと楽しんでいるのだろう。
筆者はプロテスタントのクリスチャンなのだが、合唱曲では、よくバロックやルネサンス期のものが取り上げられる。それは、もっぱら賛美歌。イエスキリストを賛美し、神をあがめる、そういう題材も良いということもあるのだった。
本日の出演者は先述の Szai。そして抑揚の付け方がうまく味噌ラーメンのようなこってりした音ぼらぁ♪と。それから、ほとんど交響曲のようなラムジカ。
残念ながら自転車で金沢市文化ホールまで聴きにいって、雨が降ってきてしまったので、あわてて帰宅。最後までは聴けなかったのだけが心残りだ。
Szai と 指揮者 犀川 裕紀 氏
合唱団の音響は、石川県立音楽堂よりも金沢市文化ホールの方が好みであります。