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★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【PC】医薬品EDI WebStock(ウェブストック) 薬局・医療機関のためのJIT/EDI その真髄

IT雑感

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工場などの生産現場では JIT (Just in Time)と呼ばれる生産管理方式が採用されていることが多い。JIT とは Just in Time =ちょうどその時、で、主に在庫管理を中心とした生産効率の最大化を目指す手法の一つである。

余剰在庫を持たないことが、まず第一。逆に、とどこおりなく生産・サービスを続けるのは手元にある程度の在庫がなくては、効率が悪いので、第二に適切な在庫を保有すること。これが在庫管理である。

在庫管理は、今、在庫がどれだけあるか、だけに終始してしまうことがよくある。

それは在庫管理というよりは棚卸しのことで、本来の在庫管理は「現在、どれだけ在庫量があるか」を、もう一歩進めて、これから先どれくらい必要か、を予測(推計)したうえで、「適切な在庫量」を求め、常に補充しておくことである。

そうでないと、いま、目の前にいらっしゃる患者さんが苦しんでいるのに、手元に医薬品がない、というような事態にならないとは限らない。そうならないようにと、構えれば構えるほど、今度は、常に過剰在庫を抱え、気がつくと消費期限を迎え廃棄ということにもなる。

このバランスをとるのは、なるほど確かに難しい。

多くの薬局・医療機関では、手法として「定数(定量)補充」の方法を採っている。

Aという薬品が100個より減ったら、100個にするために、注文し補充する。

考えてみると、この手法では過剰な注文をしてしまいがちで余剰在庫を抱えやすい。

そこで余剰在庫を減らすべく「定数(定量)」そのものを減らす。

すると今度は、足りない場面が出てくる。あわてて注文して、あわてて持ってきてもらう。なかなか思うようにならない。

持ってきてもらえるのだからと、日に何度も注文し、日に何度も配達してもらうケースもあるようで、効率から考えると、非常に効率が悪い。

もし、そうした緊急の取り寄せでまかなえるのであれば、何も在庫を抱えておく必要はなく、必要になってから注文すればよいことになるが、実際はそうではないので、やはり在庫は「適切な在庫量」を持っておかねばならないのだろう。

しかし難しい。

そこで WebStock が役立つ。WebStock では、医薬品メーカー(卸業者)の販売データを「入庫」、薬局・医療機関のレセプトコンピューターのデータを「出庫」として、自動で在庫管理を行っている。あわせて過去の実績などから、WebStock独自の統計手法で、例えばこれから2週間で必要な量は確保できているかできていないか、できていなければ「この量だけ注文して補充してね」すると「適切な在庫量になりますよ」と自動計算してくれる。もちろん、そこからボタン一つで注文することが可能だ。

これで「毎日」在庫量をチェックし、「毎日」注文し、それでも足りないから「毎日2回目の注文をし」、過剰在庫が産まれ廃棄するというような、事態が解決する。

医薬品メーカー(卸業者)サイドも、急な配達・配達回数が合理的に削減できるため、流通コスト削減につながる。

ことジェネリック医薬品は定番になるよう政府の通達があり、供給量は増加傾向だが、薬価そのものは減る傾向にある。ますますの合理化・省力化努力が求められる時代でもある。NJC WebStock はそんなジェネリックの医薬品業界の足場を支えるシステムだ。

使い方は非常に簡単。

まずは普通に注文する場合。スマホタブレットPC対応なので、既存のものを使えば利用できる。

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医薬品名の一部を入力すると、「単品ベース=レセ電ベース」の商品一覧が表示される。選択すると、今度は、「包装単位ベース=JANベース」の一覧が表示されるので

選択し、数量を入れて「カートに入れる」。

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これを繰り返して、最後に「注文する」を押すと、よくあるインターネットでの買い物と同じように注文できる。

 

 

 

 

 

次に在庫管理から注文。

こちらはあらかじめサービスのために登録しておくことがあり、複雑な操作もできるので(あえて複雑に操作しなくても構わないが)PC専用だ。

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入庫データは医薬品メーカー(卸業者)が管理しているので、出庫のデータだけ1~2週間に一度、ファイルをドラッグすれば、読み込んで在庫情報を更新してくれる。

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在庫情報が更新されると、現在の在庫数と、今から1~2週間後までを考慮した「必要な”適正な"在庫量」を自動計算。差し引いて「注文すべき(補充すべき)数量」を示してくれる。

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薬局・医療機関の現場では、1粒・1錠など単品ベースで管理しているが、注文は100個とか1000個のパッケージがされた「包装数量単位」になるので、自動変換。

(ここが面倒なため、IT化が進まなかったという事情があったが、WebStock では独自技術でレセ電・JAN APIを開発、相互変換ができるようになったので解決した)

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注文リストが、あっという間に出来上がる。あとは「注文する」を押せば作業完了。在庫不足にもならず、過剰在庫にもならない適切な注文が、2週間に1回程度で可能になる。毎日在庫をチェックし、毎日注文することは、ほぼなくなる。

クラウドシステムであり、導入は医薬品メーカー(卸業者)となるので、薬局・医療機関の新たな負担は皆無に近い。

ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか?

(システム導入は医薬品メーカー(卸業者)サイドになります。くわしくは、お取引先にお問い合わせください)