【PC】医薬品EDI WebStock(ウェブストック) レセ電-JAN変換API
ジェネリック医薬品の台頭から隆盛はすさまじい勢いで、どんどんジェネリックを・・という流れになっている。そんな中、ジェネリック医薬品メーカーから特約店(卸)、そして薬局・医療機関へと医薬品は流通するのだが、その合理化・省力化の課題が、なかなか解決できない事情がある。
インターネットの普及にともない一般個人でも、例えば北海道から東京の店から商品を購入するようなことができてしまう現在、医薬品流通でも流通はEDIをフル活用しているのかと言えば、案外そうでもなかったりする。
多くの一般的な商品が「JANコード」など一意の統一されたコードがあり、これをうまく活用できればいいのだが、医薬品の場合は、「包装単位」という販売単位では JAN (統一コード)があるものの、直接患者さんと接する医療機関や薬局では、「包装単位」そのままで扱うことはほとんどなく、1粒、2粒、数グラムで”小売”するような扱いとなっている。こちらの方は「JANコード」ではなく、診療請求などで使う「レセ電」「薬価基準収載医薬品コード(通称:厚労省コード)」「YJコード」「HOTコード」が利用される。
1つの「レセ電」(バラ数)には100個入り、1000個入りなど複数の包装の「JAN」があり、一対ではない。このため、これを電子化して取り扱おうとすると、何らかのコンバーター(変換装置)が必要になる。
既存のEDI も、あることにはある。
メーカー間・メーカー卸間で利用される JD-NETをはじめ、MEDICODE や SDC-VAN、その他各メーカー独自のものもあるが、すべて「JAN(統一コード)」が利用されレセ電での注文、厚労省コードでの注文には対応していない。
このため、各医療機関・薬局がEDIで合理化・省力化を図ろうとすると、まずレセ電からJANへ・・・というような変換が必要で、既存のEDIを利用しようにも、そこにもまず対応するシステムが必要で、と、かなり複雑で大がかりなものになりやすい。
「営業マンが注文を伺って、事務所へ電話・口頭で発注」「FAXで発注」「薬局が電話で口頭で注文」ということも多いようだ。
EDIを活用して大幅な合理化・省力化を図りたい。
そうは言っても大変だ。
そこにお応えするのが WebStock。
コア機能である「コード変換API」で、レセ電からJANへ、JANから GS1-RSS へ、GS1 から厚労省へ、縦横無尽に変換してくれる。
このAPIを利用することで「医療機関・薬局が、直接カンタンにWeb注文(EDI)できる」「営業マンは手元のスマホやタブレットからすぐに Web注文(EDI)できる」と、合理化・省力化の第一歩が、すぐに実現可能だ。
高額な業務用システムになりがちなところを、クラウドコンピューティングをベースに 低コストのレンタルで提供可能になったことも特筆すべき特徴だ。
くわしくは http://webstock.jp まで。
ところでなぜ「WebStock」という名称なのだろうか。それはまた次回に。