★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【あいほん】SBT06の後継:セイワ(SEIWA) USB充電可能 FMトランスミッター BluetoothカーキットT1F BT520

かつてシグマAPOから発売されていた SBT-06というBlueTooth/FMトランスミッターがあった。筆者はこのSBT06が、かなりのお気に入りで愛用していたのだが、ついに先日電源さえONできなくなり壊れてしまった。しばらくそのまま BlueToothなし/FMトランスミッターなし/ハンズフリーなしだったのだが、音楽もなく電話(iPhone)が鳴っても出るのに困り、と、やはりずいぶん困ってしまった。
そこで SBT06の後継機をと探すと、GOgroove FlexSMART X2という、非常に何かによく似たどこかで見たようなものを発見した。SBT-06のようで SBT-06でない。これを購入しようかと思ったが、まてまて、もう少し探してみようと思って探し回ると、FMトランスミッターもハンズフリーも多数の製品が出回っているが、筆者が求めるものがなかなか見つからない現実に出くわした。

多くのFMトランスミッターは、トランスミッター本体のピンプラグで iPhoneに接続して電波を飛ばす。つまり、使うたびに iPhone のヘッドフォン端子にケーブルを差し込まねばならず、使わないときはケーブルを片付けるのが面倒。ハンズフリーも多くの機種が、自動車の運転時のハンズフリー通話用のものが多く、音楽を聴くという目的ではないものがほとんどだ。
ここに BlueToothでハンズフリーもトランスミッターもと iPhone 完全無線状態を期待して SBT-06だったわけだが、そういうのを求めるとなかなか見つからない。
ニーズがないのか、ともかく SBT-06の跡継ぎとなるような製品がないのだった。

あきらめずに探しているとセイワ(SEIWA)というところからT1F BT520というものが出ているのを見つけた。仕様を拝見すると Version 2.1 + EDR HSPHFPA2DPAVRCP・SCMS-T と、いかにも SBT-06っぽい(ハンズフリーも音楽も)という感じ。ダメもとで購入し、先日届いた。

SBT-06と異なり、長い電源ケーブルでUSB給電し、本体はサンバイザーなどにクリップで止めておく方式。機能的には期待通り SBT-06を踏襲したような、完全無線の音楽&ハンズフリーで、筆者は大喜びであった。

よくよく見るとなかなかよく出来ている機種で、SBT-06よりも優れている(と筆者が思う)点が多い。まず大きさ。小型でクリップ止めなので、給電用のケーブルを適当にうまく収納さえしておけば、その存在を忘れてしまうほどにコンパクト。次に電源スイッチ付き。不要な時はOFFにできる。
そして何よりも音質音量。
SBT-06では、BlueToothで飛ばす音楽の音量が非常に小さかったため、不必要にボリュームを大きくしておく必要があった。エンジンをかけるたびに行われるベアリングの同期音は大きいので(音楽に比べてものすごく大きな音がする)慣れてしまえばどうってことはないのだがポーンと巨大な音に毎回驚くことになっていた。音楽の音量が小さいせいか音質もさほどよくはなく(注:BlueToothで飛ばして軽自動車のスピーカーで鳴らすので音質などどうでもいいのかも知れないが)とりあえず鳴ってるという感じではあった。
これが今回購入した T1F BT520 では、音楽の音量が大きく(そのせいか)音質もよい。ベアリング時の音も、小さくポヨーンとかわいらしいので、今までのような(SBT-06時代のような)無骨さがなくなって非常に快適になった。
また本体給電用の カーシガー部は 2AまでのUSB給電口になっていて iPhoneを充電してくださいと言わんばかりの 2口。このあたりも非常にユーザビリティあふれる製品だ。

まだ使い始めて数日なので、ハンズフリーの方も含め結果どうなのかまでは、わからないが、とりあえずは非常に満足している。

価格も SBT-06が確か 7~8000円ほどしていたと思うのだが(当時) セイワ(SEIWA) T1F BT520 は、Amazon で 3734円と、かなりリーズナブルだったことも評価が高い。

当ブログに「SBT-06」「後継」で来訪される方もかなりの数にのぼる。
ぜひ セイワ(SEIWA) T1F BT520 を検討材料・候補にいれてはいかがなものだろうか。