【映画】ゴーストバスターズ
ニューヨークのコロンビア大学で、ESP(超能力)や幽霊の研究をしていたピーター・ヴェンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士、イゴン・スペングラー博士の3人は、学説もあいまい手法もでたらめ成果はなしと、4流科学者とされ大学を追い出される。仕方なく「幽霊退治」を生業とする「ゴーストバスターズ社」を立ち上げると、ニューヨークで大人気となった。その頃、謎の大きなエネルギーが接近、破壊神ゴーザが現れようとしていた。
サタデーナイトライブ出身で日本ではブルース・ブラザーズでおなじみのダン・エイクロイド脚本によるコメディで、当初、”相方?”のジョン・ベルーシが主演する予定だったが、急逝したためビル・マーレイの「おとぼけ中年」で製作し公開。大ヒットした。
脚本の良さ、明るいコメディでありつつも、ラストにはボスキャラである破壊神とのバトルもあり、光学合成バリバリのいかにもリチャード・エドランドなILM特撮を活かしつつ、不気味で愛らしい半透明のゴーストもたくさん登場、ディスコ調なシンセサイザーばりばりの主題歌ゴーストバスターズ(レイ・パーカー・ジュニア)も大ヒットと、話題性に事欠かず何かと賑やかな作品であった。
当時を知っている人は誰でも知ってる80年代を代表するコメディのひとつである。
ニューヨークを破壊する魔神の化身がマニュマロマンなのも、いいセンス(笑)
日本人にもわかりやすいアメリカンジョーク満載で、ダン・エイクロイドに脱帽したものだった。
大ヒットをうけて2が製作され公開された。興行的には成功したものの話題性がなく、話しもイマイチピンとこなかったのは筆者だけじゃないかも知れない。
ここのところ、3の製作の噂が絶えないが、いまつくったらCGバリバリのになっちゃうんじゃないかと戦々恐々だ。トロンのような作品はCGでぜひ作って欲しかったが、こういう当時のノリが命の作品は、妙な続編やリメイクは、100年ほど後にしてもらいたい(笑)