読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【たくはい】宅配・戸配の販売管理

戸配宅配

牛乳の宅配業や介護用配食(弁当)の宅配業務では、その契約形態の事情で、ちょっと変わった販売管理をしなくてはならない。基本的な販売管理は、商品を配達して締め日に当月配達した商品x単価を計算し請求書を発行。集金して売掛管理(請求・回収)をする、というもので、一般的な管理とさほど変わらない。ところが、配達の業務が「毎週 月曜に2本、水曜に2本、金曜日に3本」とか「毎週月曜日に1本、木曜日に2本」など、”週単位”の契約であり、単価の小さい商品を大量に配達することで業務が成り立っているため、その請求業務(請求書作成)が、尋常ではないほど大変だったりする。
1家庭おおよそ3000円ほどの売上になることが多く(100円の牛乳が30日と考えればわかりやすいかも知れない)、小さな宅配店でも、300、あるいは、500、800のご家庭に配達している。ということは、毎月300軒、500軒、800軒の請求書をつくらねばならないということであり、先の週単位の契約のこともあり、ひとつひとつ「何月何日に○○製品を何本」という”納品”データを作成して、というのがどれほど大変なのか、想像に難くない。

一般的な販売管理システムでは、基本的に、納品した時に納品書を作成し、それを締め日にまとめて請求書となる、という形態だが、宅配業務の場合、まず件数が多いため、使いものにならない。

また、注文が例えば宅配ピザのように「あれください」「はい、わかりました」というものではなく、「毎週 火曜に○本、木曜に」という感じなので、1度注文をもらったら当面、その契約した周期で納品をする。つまるところ、あらかじめ、納品日と納品商品はわかっていて、その日に確実にお届けしなくてはならない。納品してから納品書を作成するというよりは、あらかじめ、定期的に発生する納品予定に基づいて納品書を作成してあげる必要がある。

さらに、生鮮品でもあるので、たくさんの在庫を抱えて小売りしていくといったことができず、3日ないし1週間程度の納品予定を把握し、商品仕入れを行わないと、消費期限(賞味期限)が過ぎてしまう。

卸売りのように、たくさんの商品を取り扱うけれども、まとめてドンと納品するのであれば、一般的な販売管理の世界観で管理することになるのだが、宅配・戸配の場合は、それではコンピューターでIT化する意味がない。かえって非効率になり、手書き管理と同じ世界観になってしまう。

そんな理由で、宅配・戸配の業務に従事する業者は、必ず「専用の販売管理システム」が欲しい。
週単位の配達予定(契約)を入力しておけば、自動的に、納品データが作成され、月締めの請求書が発行できる。また、配達予定から配達の予定表(順路表)を作成したり、一定期間の個数(本数)を把握、商品の仕入れなどに役立てたい。

そうしたリクエストと相談があり、宅配向けのシステムを作成したのは、およそ15年前。まだそうしたシステムが出回っていない頃であった。その後、宣伝もしないで、あれやこれやと業務の研究や改造を重ねて、こじんまりとやっていたりしたのだが、Windows 8 が公開され、XP もあと1年の余命となり、このままではよくないと、一念発起。最新の .NET で、ゼロから作りなおすことにした。ほぼ完成した状態で、現在最終のデバッグ(不具合修正)を行っている最中だ。

このシステム、美容院向けシステムと同様に、数が出ないせいか、ものすごく高額で販売されていることが多い。15年前ならそれでもよかったのだと思うが、なにしろ、パソコン本体の性能や価格が、15年前からすればずいぶんと進化し、リーズナブルになっているわけで、システムは昔と同じ価格帯のものが非常に多いので、導入しないままの宅配業者もいらっしゃるようだ。

間もなく公開の NJC 健康宅配センター Ver4 は、市販価格の10分の1程度。非常に導入しやすく性能も申し分ないと好評の Ver3 をさらに強化。CTIや高度なDM機能まで対応。お試しも可能なようだ。公開されたらぜひ一度試してみてはいかがなものだろう。

くわしくはこちら → http://kenko-takuhai.com/