【PC】Visual Studio 2012 RC

久しぶりに意図せず Visual Studio のページを見たら「11」はどこへ消えたのか「2012 RC」のダウンロードを促す案内に変わっていた。「11 Beta」は「2012 RC」に変わり、次期バージョンは「2012」という名称にて販売されるような気配だった。
さっそくダウンロードして「11」で試しにつくったサンプルを動かしてみると、動かなくなっていた（笑）すっかり変わってしまったようだ。（と、言っても、.NET Freamwork が登場した時のような抜本的な変わりようではないので、非常にささいなことなのだが）

「11 Beta」に比べて、製品っぽくなっていて、日本語のランゲージパックなんかも一緒にインストールされ、「11」のような「いったい、これで、何をしろというのか」的なものはなく、どちらかというと「2010」に近いイメージでの操作が可能な IDE になっていた。

ただ、挙動がおかしい時が結構あって、ハングアップのような事態に陥り、マイクロソフトに報告するようなシーンも多いように思う（筆者の環境がおかしいだけなのかも知れないが）。また、すっかり慣れた「2010」での使い方が出来ないところも多く、とくに筆者はフロートィングウィンドウだらけの画面で開発することが多いのだが（開きっぱなし・散らかしっぱなしで）
どうも期待している動作をしてくれないことが多い設定などを変更すれば、うまく解決する場合もあるが、大半は思ったように動いてくれない。（製品版ではちゃんとなるのかな？）というような IDE であった。

操作感などは慣れればよいが、さて問題は言語仕様。言語仕様といっても、Visual Studio の・・・というよりは .NET Freamwork 4.5 の話で、そのバージョン番号からもわかるように 4 が 4.5。　てんご。

というわけで Windows 8 の 地下鉄様式 に対応しているという点を除けば、さして新しいことは・・・

あったあった。 Zip の圧縮解凍が標準搭載になるようだ。
これで外部DLLに頼らなくて済む。
他には・・・
なにやらいろいろとあるらしいのだが、いまだに全部を紹介してくれている情報源を発見できずにいる（笑）

筆者的には Windows 8 には、あまり期待していないことと、Androidを駆逐するやも知れない MS+NOKIA の戦略が明らかになって、今後の Windows Phone が見えてこないと、まだイマイチなのでありました。
Vista が登場した頃、やたらめったと くるくる回る Aero フリップ 3D が世間を賑わせていたが、地下鉄様式＝くるくる回る　という印象しかなく、もっと デスクトップなWindows と Windows Phone の融合が見たいというのが、現在ところの心境だったりする。

いずれは 2012 に移行しなくてはならないのであろうけれども、いまのところは動かずこのまま。