★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【会長】新型ユッケ

今週のお題「最近、ハマっていること」
f:id:tsuchinoko118:20120219053657j:image:left:w220私は株式会社エヌジェイシー会長。

たいへん久しぶりのご無沙汰であった。実は、ここ数週間、新発売のHair Manager Ver5 の問い合わせラッシュに販売ラッシュで、極端に多忙で、かつ、人なみにインフルエンザなるものをいただいてしまい、死にかけておったのだ。すまん、すまん。

先日、フーズ・フォーラスの殺人ユッケ事件から、このかた、全く行っていなかった焼き肉屋に行ってみた。従業員の慰労を兼ねて、もちろん会社の経費でだ(福利厚生費と会議費)。私は、カルビよりも、ハラミに目がなく、焼き肉屋では、ハラミばかり食べる傾向がある。そんな私に、店の店員が「新型ユッケは、いかがですか」と勧めて来た。

「いや、ユッケは・・」

そういう私に、「これは、ユッケでありながら、ユッケでない。新型ユッケです」と、たいそう熱心に勧めるので、1つ頼んでみた。

f:id:tsuchinoko118:20120219053702j:image:right:w220出てきたのは、確かにユッケに見えるが、どうも「生肉」に見えない。運んできた店の店員に聞いてみると、「これは、ローストビーフをユッケのタレで和えたものです」とのことであった。

なるほど、これなら、生肉を食べる危険性はない。と、さっそくご賞味してみると、いやはや、これはユッケではなく、ユッケ味のローストビーフだ(そのまんまだ)。ちょうど、”海鮮ユッケ”と呼ばれている、生のマグロをユッケのタレで和えたものと、同じ考え方だと思い、にんまりとほくそ笑んでしまった。

日本だけに限らないが、日本はとくに「名前に弱い」ところがあると、常々感じている。ユッケではないが、ユッケと聞くと、ユッケではないものをユッケとして食べて平気なところがあり、寛容とも言えるのかも知れないが、どんどん、不確かな名前のものが増える。
カペリンという魚が、いつのまにか、シシャモと呼ばれてしまって、ホンモノのシシャモよりも有名になってしまったように。
ここは、正直に「ローストビーフの、ニンニク醤油和え」と言った方がいいと思うのだが、あたかも、それが、新しいユッケであるかのように偽る姿勢を崩さない焼き肉店の態度には、少々疑問符がつく。

気分や気持ちとは、それほど大事なものなのか。私には、どうしても、それが「はだかの王様」の”王”のような気がしてならないのだった。

そんな私も、かつおフレークの真空パック詰めに「懐石」と書いてあると、ものすごく高級な気分がして「うまい、うまいにゃ〜」と食い尽くしてしまうところがあるのだが、表示は正確に、と、願わずにはいられない。

実際、見た目と味が似てるなら、なんだって構わないのだ、と言わんばかりに、安く安く、客の奪い合いをおこなった結果、安全がおろそかになり、フーズフォーラスのような事件が起こった面が否めないように感じる。結局、新型ユッケは、味見をした程度で箸をおいてしまった。
もったいない。

すまんすまん。
残してしまった。

さて、お題は、最近ハマっているもの、とのことだったが、全然関係が無くて、これも、すまんすまん。
私がハマっているのは、瞑想ともみもみだ。わかっているだろうに。
にゃはははははは。

では諸君、来週、登場できるかわからないほど多忙だが、インフルに気をつけてくれたまえ。また会おう。