★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【映画】マッドマックス

f:id:tsuchinoko118:20120121093441j:image:left:w220今から2〜3年後、すなわち近未来。道路は無法地帯。警察と暴走族の追いかけっこは市民を巻き込み、時には死者を出すほどに凄惨をきわめていた。

黒い改造車V8インターセプターに乗るマックスは、同僚の警官ら、そして愛する家族と幸せに暮らしていたが、ある日、ささいなトラブルから、家族を失ってしまう。気がマッドになったマックスは、暴走族に復讐をしていく。

道路すれすれにカメラを設置、おそろしいスピード感を映像化、スタントによる過激なバイクの転倒シーン、マックスターン(流行ってねコレ)に代表されるようなバイクのシーンなど、目新しい演出で大ヒットを記録したカーアクションバイオレンス。

f:id:tsuchinoko118:20120121093440j:image:right:w220暴走族が登場すると、黒いカラスが出てきたり、ジョージミラーのユーモアも愉快だし、悪役の暴走族のキ印演技も、他に類を見ない。

マックスの復讐も、とても正義とは思えない解決策で、かなりキてる。

大ヒットをうけて、パート2が製作され、こちらの方がヒットしたらしいが、その原典として評価は高い。

f:id:tsuchinoko118:20120121093439j:image:left:w220元々は、「暴走族追放キャンペーン」か何だかわからないが、当時オーストラリアで社会問題となっていた暴走族について、何かメッセージがあったようなのだが、映像には、そういう教育的な内容は何一つ皆無で、ただ、バイオレンスな気がする。

むしろ日本では、当時流行していたレーサーレプリカの二輪車で、あっちこっちに、タイヤで作ったドーナツ印が残っていて、違う方向で「かっこいいな〜」という風潮を産んでいたように思う。ドーナツ印の名前は「マックスターン」。日本風の英語もどきだ(笑)