★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【音楽】LOGIC SYSTEM(5) Everything Is In The Nature

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筆者にしてみると、LOGIC SYSTEMの「Everything Is In The Nature」は、久しぶりに購入したLOGIC SYSTEM のニューアルバムである。
いきなり始まるド派手なオープニングは「東方快車」のノリで、ああ松武秀樹氏だと納得してしまう曲だが、いわゆる暗く8ビートで縦ノリでミニマル(反復)なテクノとは異なる、テクノ歌謡と言ったほうがふさわしい曲であり、やや期待していたのとは異なるものではあった。
実は、この前に「スペースポリフォニー」というアルバムも出てたりするが、入手不能で再販がまたれるが、本作は「スペースポリフォニー」から13年ぶりのリリースということで、期待していたのだった。
ところがテクノ歌謡。う〜む。難しいところだ。
過去の桂作「ドミノダンス」「オートマティック・コレクト,オートマティック・コレクト」のセルフカヴァーや、”自然に立ち返れ!!”とやたら直線的なメッセージを露骨に語る曲(というか、つぶやき)や、シンセサイザーといえば・・・のモーグ博士ということで博士最後のシンセで演奏をしていたり、と、楽曲そのもの以外の話は豪華だ。
テーマとして「Nature」がアルバムタイトルにも歌われているが、やってることは、「Nature」からカケ離れた、あいかわらずの機械ぶりなので、ひょっとすると松武氏特有のジョークなのかも知れない。
久しぶりのLOGIC SYSTEMなので、筆者の愛聴版となるかと思っていたのだが、いまは押し入れの片隅に収納されてしまっている(^^;;

ただしこれは、LOGIC SYSTEMの作品がどうのこうのということではなく、単に筆者が 80'年代で停止していることに原因がある。

新しいアプローチのドミノダンスは身体が受け入れず、やっぱり初期のドミノダンスが良かったなぁと・・・
いやいや懐古主義にもほどがあり、新しいものも取り入れねばならないのだが、なかなか・・・


※こちらも音源がyoutubeに落ちてませんでした。