★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【映画】ターミネーター

f:id:tsuchinoko118:20120102042429j:image:left:w220某国某州知事シュワルツェネッガーの代名詞。はたまたジェームズ・キャメロンの出世作。

時は現代、殺人マシン・ターミネーターが、サラコナーを殺すため、未来からやってくる。同じくして、やはり未来からやってきた戦士カイル・リース。

未来では、人間と機械が戦争を繰り広げており、人間側のリーダーの母親が、サラコナーだと言うのだ。リーダーが生まれる前に、母親となるサラコナーを殺してしまえば、機械軍は人間たちに勝てる。ターミネーターは、そのために送り込まれてきた殺人兵器。そして、それを阻止すべく送られてきたカイル。

残虐非道の殺人鬼、現代兵器をクローズアップしたアクションシーン、主人公とヒロインの時空を超えたラブストーリーなど脚本もよく出来ているが、シュワルツェネッガーの肉体そのものを「よく出来たロボット」として、そのまま使うアイデアが秀逸。(妙にロボットの作り物を使わない点が面白い)得体の知れない何かが追いかけてくるというスタンダードなゴシックホラーを、時空を超えたロボット(サイボーグ)に置き換え、しかもSFな兵器ではなく、うまい設定で、現代にある兵器・道具で事を済ませているところ。低予算ならではのアイデアかも知れないが、この設定こそが本作品を名作に昇華させているのではないだろうか。


低予算とのことだが十分にA級作品にヒケをとらない。ブラッド・フィーデルの音楽もインパクト大で作品のヒットに貢献している。だだんだんだだん。