★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【映画】ロボコップ2

第一作目の大ヒットにより作られた続編で、内容は(というか暴力描写が)さらに過激になっている。ただ、話しが、1作目をそのまま追いかけリメイクしているかのような内容で、ストーリー性はほとんどなく、ただただロボット vs ロボットの暴力と犯罪と人体破壊を観るための娯楽ムービーとなっていいた。監督はアーヴィン・カーシュナー。STAR WARS 帝国の逆襲でもお馴染みの「2作目の人」である。

特筆すべきは、なんといっても、そのタイトル。

ロボコップシリーズの2作目を意味するのだろう「ロボコップ2」だが、作中、極悪なロボット警官2号機が「ロボコップ2」という名前で登場する。デトロイトを席巻する新型の麻薬「ヌーク」を産み出し莫大な利益を得た犯罪組織のボス・ケインが「ロボコップ2」となってロボコップ相手に暴れ回る。

まさか、この極悪ロボコップ2 の名を冠したタイトルというわけではないのだろうが、公開当時はずいぶんと、この件が話題になった。

というくらい内容の薄い作品だったのだ(笑)

前作から引き続き登場のピーター・ウェラー、ナンシー・アレンもどこか影が薄い。フィルティペットのストップモーション・アニメーションは、冒頭から最後まで元気がよいが、反面人間ドラマとしての何かが失われている感は否めない。このまま終わってしまうのかロボコップ、という感じだったのだが、どういうわけか、3作目が作られることになる。ただし、もともとのロボコップとはほとんど無関係の世界観の・・・・