【PC】ELECOMのメカニカル TK-FCK024BK
長年愛用してきた FILCO(ダイワテック)の Majestic2メカニカルキーボードがついに非常に調子が悪くなってきた。具体的には CAPSキーが効かない。マイナスキーのチャタリングがひどい。時々全力でたたきつけるようにインプットしないと入力できない。USBの認識がきわどく ATOKなどのIMEソフトがコケる。
決して粗雑に使ってきたわけでもないが大事に大事にしてきたわけでもない。メンテナンスは日頃の掃除と1年に1回ほどのキートップを外しての掃除。約10年くらいになるかも知れない。道具なもんで異常な愛情はないが、いざ買い換えるとなるとキータッチが気になって気になって情報過多になり、結局買えないままだったのだが、マイナスキーが全く入力を受け付けなくなってしまったので買い換えることにした。
候補にあがっていたのは、同型機(Majestic2)、同型機の赤軸、独特のタッチ感があるという東プレなどなど。キーボードは資料だけ見てても結局はタッチ感なのでいまいちピンと来ない。悩んでいるうちに潰れてしまったので急遽近所のパソコンショップでゲットしたのは、ELECOM の メカニカル TK-FCK024BK だった(笑:自分でも、なぜこの期に及んで ELECOM?と思ったものだ)
キーピッチは 19mm 日本語108タイプで、キー配列は基本的には”つぶれてしまった Majestic2”と同じ。キーストロークも 4mm 茶軸と、全く同じ仕様。急遽必要だったことと、ほぼ同じ仕様だったことと、なによりも定価16800円が 7000いくら円ということだったので、ダメもとで購入したのだった。
なんだろうこの赤外線照準器のようなマークは(笑)はたまたものすごく目立つように書いてある「ゲームモードボタン」とは(笑)
梱包をとくと Majestic2 よりは少々(ほんとに少々)省スペースで、重量がやや軽い。1日中キータイプしているような使い方の場合は、どっしりと重い方がキーボードが移動しなくて(ズレなくて)良い。かといって重ければ重いほどいいというわけでもないが、そこそこの安定感は欲しい。
足のゴムがしっかりしているせいか、Majestic よりもズレない。あらら、これはびっくり。
さらに驚いたのは従前使ってきた Majestic2と同じ Cherry の茶軸でストローク 4mmなのに、なぜかキータッチが微妙に軽い。新しいから?かも知れないが、圧倒的に Majestic2 より入力しやすいのだ(筆者にとっては)。
ああ、これはいいや。
メンブレンの普通のキーボードでも筆者は ELECOM推奨派だ。ELECOMのならたとえ 780円のキーボードでも、けっこう入力しやすいと好評だったりする。
今回のメカニカルでは、FILCO(ダイヤテック)のように メカニカルで著名というわけではなく、なんとも家電的なイメージがあるのだが、なかなかどうして、結構よい メカニカルキーボードだ。
あまりに入力しやすいので、タイピング速度もあがった気がする(笑:あくまでも筆者の場合)
さてなぞの GAME MODE を試してみよう。
左の CAPS LOCK と CTRL が入れ替わり、Windowsキーが効かなくなった。
ゲームは全くしないので、これで何が GAME MODE なのかはよくわからなかった。普通に入力する場合に、何か役立つのかと言えばそれはないが ゲームのときは役に立つのだろうか。
かなるびなし。NUM LOCK や CAPS LOCK は 小さな(majestic 2に比べて)青LED。
ほとんどブラインドタッチなので、あまり気にしないが、そこそこ格好はよいほうだと思う。
爆速入力もしてみたが、うまい具合に キー位置も距離も、Majestic2 とほぼ同じで、筆者的には満足だ。キーボードって、買い換えると、たまーに、位置とか距離が違って「うっ!」ってなるときありますよね?ないですか?(笑) その失敗が怖くて、なかなか新しいのを買えなかったのでした。
カチャカチャと安心感のある 茶軸の音が心地よい。
ああ、買って良かった。
あとは堅牢性だが、こればかりは1年以上つかってみないとよくわからない。
10年持たなくても買い換えるからいいけど(笑)
おお、ほんと、この安定感。ビクともしないゴム足の食いつき、いやはや、これはほんとにいい買い物をした(笑)