★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【会長】ネコに小判

Visaプリペイド「Vプリカ」試したい!
Visaプリペイド「Vプリカ」、自分ならこう使う!
私は株式会社エヌジェイシー会長。
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年の瀬も佳境にはいり私も毎日瞑想ともみもみで超多忙だ。そろそろ帰省される方もいらっしゃるのではないだろうか。気をつけて帰ってもらいたい。
私には帰る場所はない。
帰る場所がないので年末年始の期間も社で留守番をする。

さてVプリカというものがお目見えしたらしい。
私は、古来よりネコに小判と言われているとおり、あまり金のことには興味は無いが会社の経営者である都合上たまにはじっくりと考えることがある。
私はクレジットカード文化には常々警鐘を鳴らしてきた。
なんといっても、ドラえもんの四次元ポケットのごとく後先考えず使え、手元の現金が増えたように錯覚するこの仕組みは危険だ。
もちろん銀行預金も似たような仕組みで、個人の金銭管理の問題ではあるのだが、麻痺しやすく錯覚しやすい。とくに、サラリーでの労働者の立場なら毎月の月給で穴埋めを繰り返すことが可能で問題を先送りしてしまいやすい傾向にもある。
とくにクレジットカードが、あたかも現金と同様に機能する新しい現金とは別の金融システムだという錯覚はとてつもなく勘違いで恐ろしい。
単に手形決済と同じものが銀行ではなくカード会社によってなされているだけのことで、一定期間の借金(あるいは支払いの先送り)であることには変わりがない。すなわち、個人の信用(ここを誤解してもらっては困る。与信などの信用ではなく、約束した日に支払いますという信用)で回す少額の借金である。
現金勘定、現金出納帳のような現金を主体とした家計簿とは別の複式簿記の感覚が求められる仕組みでもある。
もちろん、たとえ個人であっても、複式簿記の感覚は必須だと私は考えているので、その「勉強」、その「慣れ」のためには、良いのかも知れない。

f:id:tsuchinoko118:20111230070110j:image:right:w220そもそも、私は猫なのでカードをつくれない。
信用がないのだ。

そんな私だが、デビッドカードというものにはいたく感心した。
あくまでも現金即決で、単に銀行預金を1枚のカードで持ち歩く「携帯型預金庫」だ。
これから前借り借金先送りのようなものではなく、なおかつ、大量の現金を持ち歩いたり、大量の小銭を持ち歩くリスクやわずらわしさから解放される。非常に利便性が高く、あくまでも現金即決なので、クレジットカードのようなリスクとは無縁だ。

銀行各社が出しているが、クレジットカード会社発行のものなら VISAデビッドが有名どころだろう。とくに VISA デビッドの優位性は、「預金庫」でありながら、クレジットカード番号が使えるところで、決済方法がクレジットカードしかないようなオンライン取引(EC)で役に立つ。
Vプリカは、その現金版であり、銀行預金ではなく現金でプリペイドしておくことで機能するクレジットカードなのだろう。
それなりに利便性が高いことと思われる。

クレジットカード天国の米国の経済の失速、2〜3年ほど前に世界を恐怖に陥れた金融危機もどき、すべては、クレジットカード的発想の借金・先送りで為してきた経済と、そこで利ざやを稼ぐ資源のない金融商売の発展で起こった。バブルほど派手ではないが、長い年月をかけて当然起こるバブルである。

しかし、そのせいか、決済システムが現金=通貨ではなくカードであることも多く、なかなかクレジットカードから離れられない。しかし、VISAデビッドや このVカードなら、容易に「クレジットカードやキャッシングによる借金・先送り」から離れ、現金を第一にした経済感覚に戻ることができる。

VISAデビッドが「銀行預金」、Vプリカが「現金(通貨そのもの)」。

VISAが打ち出す下世話な(失礼!)商品と思いは、このご時世にあって両手放しで喜んで良いのではないかと思う。

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ついうっかり、使いすぎる「おこづかい」も、Vプリカにすればどうか。
なくなればオシマイ!
まさに、現金感覚そのもので、なおかつ、小銭をたくさん持ち歩いたりするわずらわしさからも解放される。

おそらく私も持てるのかも知れない(笑)

さっそく試してみたいものである。


さて諸君、今年も時間切れだ。
今年はいろいろとお世話になった。
よい年を迎えてくれたまえ。

また来週会おう。