【会長】秋は瞑想とモミモミだ。
今週のお題「この秋、行きたいところ、やりたいこと」
私は株式会社エヌジェイシー会長。
ついに、たまに涼しい日のある昨今。朝晩が急に涼しくなったり、昼間はまた猛暑に逆戻りだったり、体調を崩しまくりやすいが、諸君元気かな。私は、ふつうだ。
私は、オシャレだが、よく人に季節感がない、と指摘される。
実は、夏用の毛皮と秋用の毛皮と冬用の毛皮と春用の毛皮を持っており、日々、着替えているのだが、人は私のオシャレに気づかない。本当のオシャレとは、気づかれずにこっそりとするものだ。
そんな私は、秋が大好き。うだるような暑さで、どこに逃げ隠れようとも暑いものは暑い夏が終わると、食事の臭いもよく、急激に腐っていったりせず、どこにいても涼しい。
そういうときは、ただでさえ、よく瞑想するが、さらに瞑想をすることができるので、無限の宇宙の真理に触れることができるのではないだろうかと思うほどに、深く深く瞑想を試みる。
瞑想のあとには、真っ赤に燃え上がる太陽が沈む金沢の海岸線をながめながら、明日の金沢を見つめ、また瞑想する。
人は瞑想をして何を見いだすのかと聞く。
しかし、瞑想は瞑想だ。そんなに一朝一夕に答えが出たりするものではない。成果をもとめてはいけない。瞑想の真理は瞑想だ。何も答えがないことを知るのが瞑想である。
瞑想が終わると、今度はモミモミ。
ただ無心で、モミモミをする。
人はモミモミにも意味を求め、いったい何を見いだすのかと問う。
しかし、モミモミはモミモミだ。モミモミに、モミモミ以外の何かを期待してはいけない。モミモミの真理はモミモミなのだ。
私は会長。会長以外の何者でもない。ただ会長である。
何かと比べて、あーだこーだと、自己満足をしても、卑下しても、私は会長である。
金銀財宝を持っているわけでもないし、老後の保障があるわけでもない。将来の安心が約束されているわけでもなく、大勢の仲間と徒党を組んで足を引っ張り合うもなく、口先だけの助け合いがあるわけでもない。
私は私。
それを知るには秋は、とても良い季節だ。
諸君、喜怒哀楽いろいろあることと存じるが、諸君は諸君だ。
瞑想とモミモミで、実にあらゆることで感謝すべきことが、すでにたくさん与えられていることを知ることが出来るので、おすすめしておく。
私はこれから私の手で私の進むべき道を造って行かねばならない。
これも私に与えられたもののひとつ「課題」である。