★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

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【音楽】少女隊 - KOREA -

f:id:tsuchinoko118:20110825092340j:image:left:w220筆者は例のごとく少女隊のことは全く知らない(笑)タイトルは「少女隊」としているが、筆者がこの「KOREA」という曲に出会ったのは「ジンギスカン」のメンバーだったレスリー・マンドキの「KOREA」である。

ニュートンファミリーのエバとのデュオで思いっきりディスコ的な楽曲を発表したのは1980年代後半。ちょうど「ジンギスカン」が、モスクワオリンピックのテーマソング的に「めざせモスクワ」(なぜか、空耳の世界でモスカウとして著名な曲)を発表したのと同様に、ソウルオリンピックのテーマソング的に制作・発表したのが「KOREA」。

まずはエバ&レスリーの「KOREA」をどうぞ。

モスクワオリンピックの時は、バオバブシンガーズと名乗る声優の方々が日本語版「めざせモスクワ」を発表。楽曲内でかなり遊んでいたのが印象的であったが、ソウルオリンピックでも同様にアイドル歌謡グループ「少女隊」が「KOREA」を発表。

かなり正当なカバーで、アレンジもDX-7の音だらけでヤケに手を抜いている感があるが、少女隊のメンバーのヘタクソで感情のカの字もない淡々とした棒状の歌唱方法が見事にハマり、中途半端に感情的に歌おうとしていた原曲よりも、よりテクノなダンスミュージックに仕上がっていた。

f:id:tsuchinoko118:20110825092339j:image:right:w220筆者的には、エバ&レスリー版よりも、少女隊版の方が評価が高い。

縦ノリで正確無比なリズムを刻むテクノは、能面然とした表情に、感情もノリもない日本語(日本的歌唱)がハマるものだ、と、この頃気づいたのだが、今も妙に心をこめて絶唱するようなテクノ歌謡よりも、淡々と棒状に歌っているのか話しているのかわからないくらいの無感情な方がハマることは、なによりもパヒュームが証明している。

タイトルが「少女隊」なのに、全然少女隊の話を書かないのは、筆者が「少女隊」を全く知らないことによる(笑)
ほかにどのような曲を歌っていたのか、いつ結成され、いる消えていったのか、主な活躍の場はどこだったのか、人気があったのかなかったのか、メンバーの誰が誰で、名前さえ知らない。

しかし「KOREA」に関しては評価が高い。

「KOREA」が収録された「FAN FAN FAN」はCDを購入した。

意外な1曲として「FAN FAN FAN」のオープニングに米米クラブ制作の「TOP OF THE TOKIO」というやたらファンキーなテクノが収録されていて、これがまた「KOREA」よりも、かっこいいから大変不思議だ。

筆者はテクノ・テクノ・テクノと言っているが、実は横ノリが大好物だったりもする。外タレカバー曲「KOREA」(縦ノリ)、ファンキーテクノ曲「TOP OF THE TOKIO」(横ノリ)、ともに高評価だが、他の収録曲が、非常につまらないアイドル歌謡曲だったことは、とても残念に思っている。