★ The Tsuchinoko News 2 (つちのこ通信2) ★

重要な話から、どうでもいいことまで。ほとんど役に立たないことを書き連ねています。

【会長】私には電気は不要だ

今週のお題「私の節電術」

私は株式会社エヌジェイシー会長。

f:id:tsuchinoko118:20110819071102j:image:left:w220こよみの上では秋だが、この異常に厳しい残暑と湿気の折、諸君は夏バテなどしていないかな?
日々の節制を怠ると、すぐに夏バテになってしまうので、注意を喚起しておく。

私は夏バテの真っ最中だ。

大震災に原発事故、今年の日本は節電節電節電と、どこに行っても節電という言葉を聞く。大変よいことだ。数十年前、日本では「省エネ」という言葉が乱舞し、半袖の背広とかが流行ったこともあったようで、「もったいない」「無駄使いしない」という精神からすれば、むしろ節電は当然のような気がする。あえて、今、節電を声高く叫ぶには、電力業界や官民癒着のさまざまな大人の事情があるからという面が大きいようにも思うが、そういうこととは別に節電は良いことだ。

f:id:tsuchinoko118:20110819071056j:image:right:w220私は、タイトルにも書いたが原則的には電気を必要としない(笑)

暑ければクーラーや扇風機に頼らず、地熱に頼る。

夜の玄関は冷たくて気持ちが良いぞ。私は、朝まで、ここで、電気もない暗闇を堪能しつつ、冷やっこい地面シートで、ぐっすりと瞑想するのだ。

しかし、この写真を撮影するにも、カメラ、照明と電気を使い、なおかつ、この日記を書くにもパソコンに、インターネットと、電気を使いまくっているのも事実だ。

人間生活となれば電気は必要不可欠なもの。

無限連鎖講や、錬金術、はたまた永久機関のごとく発電できたとしても、無駄使いをするなら、それは「金があるから、湯水のように使う」ということであって、よろしくない。

足りようが足りなかろうが大事に使うのが妥当であろう。

私は、もし、世の中に電気がなくなっても困らない。
私の仲間には、実際に、まったく電気の世話にならずに生活をしている者もいる。

私は、そういう彼らを、みすぼらしいとも、文明の程度が低いとも思わないのだ。もし、電気を使いまくることが、「ぜいたく」ではなく、「有難い」でもなく、当然の権利で感謝すべきことでもなく、使えば使うほど立派であり、無駄使いを奨励するような文明は、いずれは立ちゆかなくなるのは目に見えている。場合によっては滅びることであろう。

地下水を汲み上げまくれば地盤沈下する。

無軌道に開発すれば洪水が起こる。

おごれば報いがあるものだ。

f:id:tsuchinoko118:20110711173534j:image:left:w220私は、あえて、使うなとは思わない。ただ、自然の恩恵に有難く感謝し、大事に使うように。そのように思う心がけこそ、節電術というものではないかと、瞑想のなかで、ひとつの答えを得たのである。

最悪の場合、私には電気は不要だ。

今日も有難く扇風機のスイッチをオンして、瞑想させていただくとしよう。その後、もみもみだ。

では諸君また来週。