【会長】美味いメロンのことでも考える。
今週のお題「私の暑さ対策」
私は株式会社エヌジェイシー会長。
先日、立秋を迎え、すっかり秋の様相に・・・・なるはずもなく、言葉上は残暑厳しい折、現実的には夏真っ盛りで連日猛暑日となる昨今、諸君、元気だったかな?
もういい加減、夏は勘弁願いたいところだが、まだまだ1ヶ月以上はこの暑さが続くようで、私もそろそろ気力がなくなってきてしまい、間もなく夏バテ寸前だ。
心頭滅却しても暑いものは暑い。
そう思っていたとき、メロンが届いた。
この時期、毎年、私の弟子からお中元ではないが、なぜかメロンが届く。
JA全中で取り扱うメロンの、その年の最も美味いものをと、吟味し選び送ってくれているのだ。ありがたい限りだ。
不思議なもので、メロンを見たとたん、私の心はメロンに支配され、夏の暑さを忘れてしまった。説明書きを読むと、届いた直後が食べ頃ではなく、数日待って、底が柔らかくなったら食べ頃なので、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やして食えと書いてある。
メロンを食べることができる日を心待ちに過ごした今週。
暑いものは暑いのだが、私の頭の中は「暑い・・暑い・・・あぢゅい・・」から「メロン・・メロン・・・メロン・・・メロトロン・・・メトロン星人・・・」と変化し、暑いことよりも美味そうだ早く食いたいしか考えなくなっていた。
そしてついにメロンの底が柔らかくなったので、大喜びで冷蔵庫に放り込み、しっぽをふりふり、冷蔵庫の前で瞑想すること3時間。
ついにメロンに預かれたわけである。
今すぐ欲しい、という気持ちもわからないではないが、こうして忍耐強く堪えるということの大切さを。
メロンが熟す・・・いや、機が熟すにはそれなりの時間がかかるのだ。そのときまで堪え、そのことに気を集中して待つ。そうすると、必ず、期待は現実に変わるのだ。
さて、メロンを食べ終えたあと、わたしの心は、すでに秋へ。美味い魚の季節で頭がいっぱいだ。
まだまだ暑いが諸君も私を見倣って、いやなことよりも、希望を見て厳しさを乗り越えていってもらいたい。
今日も私は瞑想ともみもみに忙しい。
諸君また会おう。