【PC】ゼブラ DATATOOL U1 という3色ボールペン
筆者は字を書くといえば、主に万年筆が多いが、外出時のメモや提出用の書類には、やはりボールペンが便利だ。
しかも3色ボールペン。
7〜8年前に買った IO-DATAの PEN-M という製品が気に入って使っていたが、先日落としたときに、本体にヒビがはいり、先週ついに割れてしまった。仕方なく買い直そうと調べると、USBメモリ2G搭載で 2800円。
あいや、筆者がこの製品を買ったときは、2Gのメモリと合わせて1万円を突破していたがずいぶんと安くなったものだ。
思わずぽちっと、買い物カゴに入れる前に。
3色ボールペンで、頭部にUSBメモリ。このスタイル、かなり便利なのだが、他社からは出てないのかな?と調べると、PC機器メーカーからは IO-DATA のコレしか無かったが ゼブラという筆記具メーカーから「DataTool U1」という名前の3色ボールペンが発売されていた。
3色ボールペンで、頭部にUSBの、メモリではなく microSD カードリーダー。
本体価格1800円。microSD別売り。
しかも筆記具メーカーのつくるボディなので持ちやすく書きやすい、ということだそうだ。
IO-DATA社製は USBメモリが2Gに縛られるが、こちらのゼブラ製だと microSDなので 8GB なり 4GB なり 好きなように別売り品を買えばよい。
すぐさま近所の パソコンショップに行くと、特売で 4GB CLASS6 の microSD が 680円で、しかも、たまったポイントで買えてしまった。(買えたというか、タダだった)
そんなわけで、注文して待つこと 1日。
もう届いた。
メモリとして、以前の IO-DATA社のより、すさまじく速い。
あ、そうか。
調べるのを忘れていたが、IO-DATA社のは USB1.1 (現行品は USB2なのかも?)
この DATATOOL U1 のは USB2.0 のカードリーダーに CALSS6 の microSD。そりゃ速いはずだ。
また microSDのソケット部も、かなりしっかりしていて、カンタンに カードが抜け落ちることはなさそうだ。
もちろん場面場面で、 microSD をつけかえれば、何ギガバイトという容量に制約されることはなくなる。10枚、20枚持てば、大型のストレージ並になるので、普段、持ち歩いている外付けハードディスクも要らなくなるかも知れない。(10枚、20枚の microSD をシステム手帳の1ページに収納する方法を考えれば)
ボールペンに関しても、とてもよく出来ている。
IO-DATAのは 一応パイロット社の純正ということだったが、 USBメモリを主軸にデザインされたっぽいので、(というか、あくまでも USBメモリをヘッド部に搭載したかったがための本体ボディ)全体が均一の太さで、太い。どちらかというと、握りづらく、書きにくい。
ところが この DATATOOL U1 は、それなりにシャープな筆記具らしいフォルムに、グリップ部に、シリコンゴムと、空気の層を利用した 握り疲れがない工夫がされている。クリップ部にも、筆記具らしいこだわりが。
筆記そのものはどうかというと
書きやすいし、インクの出が、なめらかだ。
このあたり IO-DATA社製のPEN-Mと比較して、筆記具としては圧倒的に使いやすい。
ゼブラという国内の筆記具メーカーなので、保守品(交換ペン先とか)が揃っている安心感もある。
そんなわけで、大満足。
また数年間、このペンとのおつきあい(^^)
ゼブラ データツール U1 の詳細は、こちら。
ゼブラ ウイング事業部
iPhone が PCへのソフトのインストールなしに、ストレージとして動作するのなら、こういうツールは要らないのかも知れないが・・・とも考えてきたが、microSDによる”つけかえ”が出来るとなると、これはこれで、大容量ストレージが実現できるということで、有用なツールである、と、考えを改めたところである。